廃棄物部門の指針(対策メニュー)

廃棄物部門

廃棄物処理業者・自治体が、廃棄物の処理に関連する温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

堆肥化発酵槽の保温及び放熱防止

概要

堆肥化発酵槽は汚泥の分解による発酵熱の発生により60℃~80℃に維持される。ただし、放熱が発酵熱以上に大きい寒冷地においては、発酵槽を加温するなど、熱風を送り発酵槽内の温度の維持を図る必要がある。そこで、発酵槽の外面をグラスウール等の保温材を用いて、発酵槽外面及び供給・循環配管を保温施工することで発酵槽や配管からの放熱量の削減を図る。 撹拌強度及び頻度の制御や排気風量制御により、発酵槽内から持ち出される熱量の最適制御を行うことで余分な放熱量の削減を図る。 発酵槽の保温を温水ジャケット式とすることで内容物への伝熱効率の上げ、供給熱量の削減を図ることで温水ボイラー等の熱源である化石燃料使用量もしくは電力量の削減を図る。

出典・参考文献

  • 汚泥再生処理センター等施設整備の計画・設計要領(2006改訂版)、全国都市清掃会議

環境省

環境省(法人番号1000012110001)
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 TEL 03-3581-3351(代表) 地図・交通案内

Copyright Ministry of the Environment Government of Japan. All rights reserved.