廃棄物部門の指針(対策メニュー)

廃棄物部門

廃棄物処理業者・自治体が、廃棄物の処理に関連する温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

夾(きょう)雑物破砕除去装置・
貯留槽攪拌(かくはん)装置における液位・流量等の
自動計測制御システムの導入その他の必要な措置

概要

夾雑物破砕装置から夾雑物除去装置への移送の流量は、送り手側の受入槽液位により変動する。移送の流量を自動計測して夾雑物破砕装置の移送量を一定に制御することで消費電力の節減を図る。 貯留槽攪拌装置は貯留槽内を均一の濃度維持を目的としている。そのことで、貯留槽内のスカム(浮上物)や沈殿物の発生を抑え、槽内にし尿を有効に貯留することができる。特に一定液位以上における攪拌や液移送時における攪拌は必須であるが、低水位においては、攪拌力は無駄になっている。そのため自動的に液位や移送ポンプ運転時、停止時による攪拌開始及び停止を行うことで、消費電力の削減を図る。

出典・参考文献

  • 汚泥再生処理センター等施設整備の計画・設計要領(2006改訂版)、全国都市清掃会議

  • 廃棄物処理施設の基幹的設備改良マニュアル、平成22年3月、環境省廃棄物対策課

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