産業部門(製造業)の指針(対策メニュー)

産業部門(製造業)

工場で温室効果ガス排出削減をする際、参考となる対策メニューを掲載しています。

高周波点灯型蛍光灯・メタルハライドランプ・LED(発光ダイオード)照明等エネルギー消費効率の高い照明器具への更新

対策の概要

【目的】

  • 従前、生活用の照明として広く一般に使用されていた蛍光灯照明などをLED照明に置き換えることで、電力消費量の削減を図る。

  • 日本のすべての照明をLED照明に置き換えると総電力量の9%の省電力が達成できる試算結果もあり、LED照明の導入は民生部門のエネルギー消費削減に向けて、有効かつ重要な対策の一つに位置付けられている。

【概要】

  • LEDは、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことである。発光原理はエレクトロルミネセンス(EL)効果を利用している。LEDチップの順方向に電圧をかけると電子と正孔が移動し、電流が流れる。電子と正孔が衝突すると、それまで保持していたエネルギーよりも低いレベルになる。そのとき生じた余分のエネルギーが光のエネルギーに変換され、発光する。

対策の特徴や実施手順

【省エネルギー効果】

  • 電球がLEDに置換されることに伴う省電力量

図:電球がLEDに置換されることに伴う省電力量

出典

事業者のためのCO2削減対策Navi
LED照明の導入

環境省

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