１１月８日（土）及び９日（日）東京にて、ＥＵ及び我が国を含む１４先進国と７途上国の閣僚レベルが参加し、非公式閣僚会合が開催されました。エストラーダＡＧＢＭ議長、ザミットクタヤール条約事務局長も出席しました。京都会議の地ならしとなるべく開かれた本会合では、特に結論をまとめることはありませんでしたが、各国とも京都会議の成功は極めて重要であるとの認識は一致し、最大限の努力を払うとの政治的な意思を確認することができました。京都会議に向けて残された課題も明らかになり、各国の代表からも本会合の成果は高く評価されました。

中央環境審議会を含む地球温暖化問題の関係９審議会からなる「地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議」（８月末にスタート）は、１１月７日（金）の第４回会合に続き、１１月１３日（木）総理官邸において、最終回となる第５回会合が開催されました。第４回では東京・大阪でそれぞれ開かれたヒアリングの結果を踏まえて報告書骨子案について議論がなされ、第５回では総理大臣への報告書の最後の調整がなされ、翌１４日には近藤議長から総理に報告書が渡されました。

１１月１１日（火）九段会館にて中央審議会の第４７回企画政策部会が開催され、地球温暖化対策の６回目の審議が行われ、「今後の地球温暖化対策のあり方について／中間取りまとめ（素案）」について討議がなされました。今回の討議を踏まえて修正した「中間取りまとめ（案）」が次回の会合（１１月１８日）で提出され、最終的に検討課題が整理される予定です。

ＣＯＰ３関連イベントあれこれ目白押し！


不公正なシステムを根本から問い直す！
１１月２４日（月／祝）東京の早稲田奉仕園にて、国際青年温暖化シンポジウム「Justice Now!」が開催されます。テーマは「Justice（公正）」で、地球温暖化の問題を「環境と公正」という視点で捕らえます。世界で活躍する青年環境活動家らを迎え、温暖化を促進しその被害は弱者に集中するという今の世界の政治・経済システムが持つ不公正さを問いただし、２１世紀の我々がめざす新しい社会像を探ります。
連絡先：A SEED JAPAN （TEL 03-3349-5404）


第４回気候変動世界自治体サミット
１１月２６日（水）〜２８日（金）名古屋国際会議場に、国際環境自治体協議会（ＩＣＬＥＩ）の会員となっている世界各国自治体の代表者が集まります。地球温暖化対策を進める上で自治体の役割はとても重要です。世界各国の自治体からＣＯＰ３への効果的な意見表明や、「名古屋宣言」の採択が予定されています。
連絡先：気候変動名古屋国際会議実行委員会 TEL 052-972-2692 又は

国際環境自治体協議会日本事務所 TEL 03-5561-9735

お、今日はテレビ番組で地球温暖化特集がある！早速コンセントを差し込んでスイッチを入れて見るとびっくり。カルチャーショックを受けてしまいました。温暖化防止のためにトイレのお尻洗浄機が手放せますか？ときたもんだ。都会では自動車の必要性を感じず（渋滞だらけで不便じゃないですか？）免許を持っていない人だって時々は居るにしても、さすがに今時、銭湯通いでエアコンのない生活をしている人はやっぱり珍しいんでしょうかねえ。おかしいなあ。 (Moto)