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事務局より、外来生物対策小委員会の検討結果について報告。特定外来生物被害防止基本方針(案)に係る主な意見、質疑は下記のとおり。
- 特定外来生物の選定に当たり、学会や利用者からも意見を聴くとのことだが、NGOからも意見を聴く姿勢が必要。
- 未判定外来生物については重要な仕組みだが、「未判定」というネーミングは内容がわかりにくい。もっと問題意識が出るような名前にすべき。
→知見がない生物について判定するまでの間輸入を禁止するもの。問題があるとわかれば特定外来生物に指定して規制する。
- 本法ではノネコは対象にならないとのことだが、問題が大きいため、今回含まれなくても対応については十分検討してほしい。
→本法の枠外の課題については、別途「委員長談話」の中で提起されている。
- パブリックコメントのとりまとめの仕方について、今回の資料にあるような項目毎の件数を整理するのではなく、内容で整理すべき。
→第3回小委員会では、内容毎に整理した資料も作成したが、今回の資料では省略させていただいた。
- 非意図的な導入について、船体に付着してくる場合も「物資に付着している」として取り扱うのか。
→「物資に混入するなど」と包括している中に船体付着も含まれている。
- 「パブリック・コメント手続」「WTO手続」という項目については、「手続に係る考え方」というような内容に合った項目名にすべきではないか。
→項目として記述の内容を端的に表す見出しを使用している。
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事務局より、「岩槻委員長談話」について説明。「談話」に係る主な質疑は下記のとおり。
- 緑化について対策を検討するとのことだが、園芸種は、畑や庭など国内で広く使われており、遺伝的な攪乱を防ぐと言っても、どのように対策を進めていくのか実際には困難な面が多いのではないか。
→緑化用植物すべてが問題ではない。問題があるものについて対処する必要があるが、まだそのための考え方が十分に整理されていない。これから議論を深めていくことが重要となっている。
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(文責:環境省自然環境局野生生物課 速報のため事後修正の可能性あり)