Q&A(平成29年度版、HTML形式)
第8章 食品中の放射性物質
QA8-4 食べものの安全は、どのように確保されているのですか。
- ①国が設定した食品中の放射性物質の基準値に基づき、地方自治体において食品中の放射性物質検査が実施されています。基準値を超えている場合には、回収・廃棄等の対応がとられます。
- ②平成24年4月から、食品中の放射性物質について、食品の安全と安心を確保するために、事故後の緊急的な対応としてではなく、長期的な観点から基準値を設定しました。なお、基準値を設定する際には、年齢にかかわらず、全ての方に安心して食品を食べていただけるよう、配慮しています。
- ③平成29年2月から3月に各地で購入した食品を検査し、食品中の放射性セシウムから受ける年間放射線量を推計したところ、現行基準値の設定根拠である年間線量の上限値(1ミリシーベルト(mSv))の1%以下であり、極めて小さいことが確かめられました。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 下巻 第8章 41ページ「食品中の放射性物質基準値の設定と出荷制限・摂取制限」
- 下巻 第8章 42ページ「食品中の放射性物質に関する検査結果の公表」
- 下巻 第8章 43ページ「平成24年4月からの基準値」
- 下巻 第8章 51ページ「流通食品での調査(マーケットバスケット調査)」
厚生労働省ウェブサイト「食品中の放射性物質への対応」より作成
出典の公開日:平成29年12月15日
本資料への収録日:平成29年3月31日
改訂日:平成30年2月28日