Q&A(平成29年度版、HTML形式)
第7章 環境モニタリング
QA7-3 物理減衰やウェザリング効果は、どの程度だと考えられるのですか。
- ①放射性のセシウム134の半減期は約2年、同137の半減期は約30年です。事故後6年以上経過していますので、セシウム134の放射能は8分の1(事故後6年として計算)以下に減っています。したがって、放射性セシウム全体の減衰は、事故直後の放射能の60%以下(事故後6年として計算)となっています。
- ②風雨等の自然要因による減衰(ウェザリング効果)により、推定年間被ばく線量は、更に減少すると考えられています。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 上巻 第2章 31ページ「原発事故由来の放射性物質」
- 下巻 第7章 15ページ「総合モニタリング計画と情報の公開について」
- 下巻 第7章 16ページ「80km圏内における空間線量率の分布」
放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料 上巻 第2章 31ページ「原発事故由来の放射性物質」、下巻 第7章 15ページ「総合モニタリング計画と情報の公開について」、16ページ「80km圏内における空間線量率の分布」より作成
出典の公開日:平成25年3月31日及び平成26年3月31日
本資料への収録日:平成29年3月31日