PRTR用語解説
【生態毒性】
  生態毒性の評価は、OECD が定めたテストガイドラインを用いた生態毒性試験の結果を情報源として用いることとし、具体的には以下のエンドポイント・生物種・試験時間の試験結果を採用した。

  急性(EC(LC)50) 慢性(NOEC)
藻類 72時間を基本とするが、それ以下も採用した(OECD TG:201に基づく) 72時間(96時間も採用対象としていたが、結果的に採用なし)(OECD TG:201を参照して設定)
ミジンコ 48時間を基本とするが、それ以下も採用した(OECD TG:202に基づく) 21日間を基本とするが、それ以下も採用した(OECD TG:211に基づく)
魚類 96時間を基本とするが、それ以下も採用した(OECD TG:203に基づく) 28日間を基本とするが、それ以外の時間も採用(14日~180日)(OECD TG:204、210を参照して設定)
※ 魚類の慢性毒性については、明確なTG がないため、採用する時間に幅を持たせた。