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平成9年度化学物質関連の調査・研究等の概要

 

表−1 人の主なホルモンの作用及び過不足により起こりうる疾患

ホルモン名

部 位

主な作用

(調整作用)

代表的な疾患

分泌過剰

分泌不足/レセプター異常

成長ホルモン 下垂体 成長の亢進 巨人症
末端肥大症
小人症
甲状腺ホルモン 甲状腺 代謝の亢進
知能・成長の調整
甲状腺機能亢進症
(バセドウ病)
甲状腺機能低下症
インシュリン 膵臓 血糖の低下 低血糖症 高血糖症(糖尿病)
副腎皮質ホルモン 副腎 代謝、免疫等の調整
ストレス反応
クッシング症候群 アジソン病
エストロジェン
(女性ホルモン)
卵巣 女性化(月経・乳腺)
卵子の発育、排卵
子宮内膜症
膣がん、乳がん
不正出血
女性器の発育異常
月経不順
アンドロジェン
(男性ホルモン)
精巣 男性化
精巣の発育、精子合成
二次性徴の早期出現 男性器の発育異常
無精子症
睾丸性女性化症候群