第1部 平成8年度化学物質環境調査結果の概要 |
第2章でも述べたとおり,環境調査(水系)は全国56地点の水質,底質及び53地点の魚類において,水質37物質,底質35物質及び魚類7物質を対象に調査を行った。
環境調査(大気系)は,上記調査とは別に設定した18地点において,21物質を対象に調査を行った。
1. 環境調査(水系)
2. 環境調査(大気系)
各物質の検出状況を表に示した。
なお,化学物質環境調査結果のデータの取扱いについては,次のとおりである。
【統一検出限界値の設定】
〔データの取扱い〕
統一検出限界値 ------------- Lu N.D.:不検出 各分析機関検出限界値 ------- L tr:トレース値 データ値 -------------------- d 欠測:不採用1.L≦Luの場合(分析機関の精度が統一検出限界値よりよい場合)
処理前 | 処理後 |
d:Lu≦d d:d<Lu tr N.D. 欠測 | d tr tr N.D. 欠測 |
2.Lu<Lの場合(分析機関の精度が統一検出限界値より悪い場合)
処理前 | 処理後 |
d tr N.D. 欠測 | d 欠測 欠測 欠測 |
(注) | 処理後に欠測となったものは検体数としては数えない。 検出数として数えるのは処理後もd(データ値)のもののみ。 物質別地点別調査結果一覧(参考4)の最大検出値,最小検出値はトレース値も含めて表記している。 |