ねらい |
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プラスチックには様々な種類があり、それぞれ燃焼時に発生する成分も異なることを学ぶ。炎色反応の有無を確認し、塩化水素ガスの発生およびダイオキシン発生の恐れがあるといわれている種類のプラスチックについての関心を高める。また実験や話合いを通して、身のまわりのプラスチック類を理解し、ゴミ分別の実践に役立てる。 |
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準備する
道具など |
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うず巻銅線、ガスバーナー、各種プラスチック、アルミバット |
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対象者 |
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中学生/高校生 |
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想定する
所要時間 |
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<導入>1~2時間 <活動>1時間 <まとめ・発表>2時間 |
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学習
プログラム
の進め方 |
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<導入> ・自分たちの地域のゴミの分別方法や、リサイクルについて意見を出し合う。 ・プラスチックには具体的にどのようなものが含まれるのか意見を出し合う。 ・ゴミとなるプラスチック類のうち、燃焼実験可能なものを集める(ポリ袋、ストロー、ビニールテープ、発泡スチロールなど)。
<活動(グループ活動)> ・様々なプラスチックを少量だけうず巻銅線に挟み込み、炎の中に入れて、溶け方や燃え方、炎の色、煙の出方などを調べる。 ・それぞれ燃焼時の様子を記録する。 ※燃焼実験は、なるべく少量のプラスチックで行い、必ず窓を開けるなど換気を十分行う。また、バーナーを使う際は、やけどや不完全燃焼、火災などの安全性に十分配慮する。
<まとめ・発表> ・燃焼実験に用いたプラスチックの種類について考察する。 ・青緑色の炎色反応を起したプラスチックには、何が含まれるかを考察する。 ・実験結果をお互いに発表しながら、プラスチックの性質についての理解を深める。 ・プラスチックゴミの分別に対する意識を高め、今後の行動につなげる。 |
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