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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年8月2日(木) 13:40 ~ 13:46 於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)お暑うございます。今日は私のほうから1点御報告でございます。
 お暑うございますと言いましたけれど、熱中症対策についてでございますが、これはもう環境省だけの課題ではありませんので、政府において、関係省庁連絡会議というのを設けておりまして、そこで一体となって進めているのですが、消防庁の発表によると、先の1週間、救急搬送された方が8,686人と、非常に多くの方が搬送される状況になっております。非常に増加しております。そこでこの連絡会議で、改めて昨日、会議を召集いたしまして、今後の対応を皆で協議をいたしました。6月以降でまとめた各省庁の取組をさらにこれから強力に推進していくということで確認をしあっております。
 ではどういうことをやるかというと、環境省としては、改めて都道府県宛に周知の協力を依頼するということ、自らも、ビジターセンター、新宿御苑等も含めて、国立公園等を訪れる観光客への呼びかけやリーフレット等の配布をやってまいります。
 また、各種イベントでも熱中症の予防の重要性を訴えてまいりたいと思っております。先般、大丸有、東京駅前で打ち水プロジェクトをやったのですが、今回は日本橋で今度の土曜日にやることになっておりまして、私、そこにも出席する予定です。また熱中症予防のことを訴えてまいりたい。熱中症は、何回も申しますが、正しい知識と適切な予防措置をとれば防ぐことができたり、影響を少なくすることもできるわけです。そのことのために、一所懸命、皆さん方に知っていただきたい。そういった思いで取り組んでいきたいと思っております。
 こちらからの報告は以上でございます。

2.質疑応答

(問)原子力規制委員会の人事案についておうかがいしたいのですが、今朝の民主党の合同会議で、差し替えを求める意見が出たということなのですが、ほかにも党内の反発が強まっているのですけれど、今後どういうふうに説明を尽くされていくのかということを教えてもらいたいのですけれど。
(政務官)既に人事案を衆参の議員運営委員会にも御提示して、実際にもう審議していただいており、意見聴取などやっていただいております。あとは国会で御判断をいただくしかないということですが、これは民主党のみならず各党からいろいろな、この人はプロフィールはどうなっているのだとか、この人はどういう背景がとか、いろいろなお問い合わせがあります。それは一つ一つ、できる限り答えていって、なるべく御同意いただきたいということに今努力しているというところです。

(問)与党内で反発が強いということに関して、どのような御感想をお持ちなのですか。
(政務官)与野党問わず、いろいろな御意見の方がいらっしゃいますので、それは民主党の党内で今お話しいただいていると思いますが、民主党のほうから我々に、こういう資料はどうなっているのだとか、この人はどういう発言をしてきたかとか、いろいろお問い合わせがありますので、それにとにかくきちんと答えていきたいと思っています。

(問)水俣病の救済策が先日締め切られたのですけれども、副大臣も現地に何度か入られていましたが、被害者団体の反発が依然として続いていて、8月以降も対応について何か御検討されることがあれば教えてください。
(副大臣)8月以降のことは、先般、大臣が改めて御説明するということでございますので、私のほうから発言は控えさせていただきたいと思っております。

(問)水俣病に関してなのですが、特措法に基づく異議の申し立てを、新潟県も、熊本、九州もやっているのですけれども、新潟の人もやっているのですが、環境省が行政処分ではないのでこれは難しいのだという判断に立っていると思うのですが、泉田知事は、行政処分の一種ではないかということで受理ができないかも含めて検討しているのですが、その辺り、不満を持つ人が意義の申し立てというのをできないということなのでしょうか。
(副大臣)法律の趣旨からして、異議の申し立てというのが通用するかどうか。我々はそういうふうには思っておりません。

(問)水俣病に関連して、副大臣、以前、発言について取りざたされたこともあるかと思うのですけれども、それを踏まえて、その後、周知など徹底して期限内に十分掘り起こしを徹底して行うという趣旨のことをおっしゃっていましたが、その辺り、しっかりできたかどうか所感をお聞かせいただけますか。
(副大臣)7月31日という期限を大臣が発表されてから、国のほう、環境省をあげて、また各県含めて多くの人に知ってもらうための最大の努力をいたしました。そして7月31日を迎えたと私は思っています。

( 以  上 ) 

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