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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年6月20日(水) 18:05~18:10 於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)まず1件、ご報告ですが、北九州市で今日、宮城県石巻ブロックからの広域処理の受入を決定していただきました。北橋市長のリーダーシップと関係者の方々のご尽力に心から感謝申し上げます。なお、大臣が先ほど市長に直接お電話をいたしましてお礼を申し上げました。また、全面的に国としてもサポートする旨をお伝えしたところでございます。

2.質疑応答

(問)幹事の読売から質問いたします。今回、北九州市と大阪市の名前もあがっていますけれども、徐々にがれきの受入をしてくれる自治体が増えてきているような印象があるのですが、たしか、120万トンでしたか、目標が。それに向けてどの程度伸びているかというのと今後の広がりについて御説明いただけますでしょうか。

(政務官)ご案内のように、単に受入・検討を表明していただいても、その先に住民の方々のいろいろな不安な声があったりして、試験焼却をしたりとかですね、いろいろなプロセスがありますので、単に市長が表明したということだけでは、なかなか実際の広域処理は進んでいないなというふうに思っております。実際の広域処理を増やすために、引き続きお願いを続けて、特に可能性の高いところは、綿密な打合せをしながら進めていかないといけないと思っております。まだまだ広域処理が遅れているという認識です。

(問)政府が首相名でお願いしたところについては、全て何かしらの検討はされているということでよろしいのでしょうか。
(政務官)首相名では県と政令市にお願いいたしました。そこでは一応こういう検討したという返答はいただいております。その後に、あなたの県に何トンお願いしますという、具体的なお願いをさせていただきておりますが、そこはかなり綿密にどこのがれきをと、細かく進めている段階です。
 今言いましたように、試験焼却をしたり、地元の住民説明会をしたり、結構プロセスが長いので、そこに時間が掛かっていると思っております。

(問)廃棄物の処理で、廃棄物の種類ごとに岩手県だと可燃物と木くずで18万トンと12万トンという広域処理の要請量があったかと思うのですが、5月21日の推計量の見直しのときの発表だったかと思うのですけれども、割と不燃物に比べれば量が少なく、不燃物に比べれば協力的な自治体が多いので、割と埋まりつつあるのかなという予想をしているのですけれども、今のところの手応えというか、どういう状況なのでしょうか。
(政務官)可燃物ですね。おっしゃる面は確かにありますけれども、やはり実際に受入ていただくとなったときに、試験焼却をしたり、地元の住民の方の理解とかというプロセスが残っておりますので、我々としては、引き続きずっとお願いして、受入していただく市と安全基準とかのやりとりを続けないと、実際に焼却が始まってどんどん処理が始まっていかないと、なかなかまだ大変だなと思っております。

(以上)

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