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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年5月23日(水) 11:51 ~ 12:00 於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)今日はまず、私たちのほうから3件御報告をさせていただきます。最初の1件は私が、後の2件は高山政務官が御報告いたします。
 私の報告ですけれども、昨日は15度くらいの非常に寒い感じがしましたが、今日はまた暑くなり、いよいよ夏が近づいてきたという感じがするわけですが、クールサマー2012の一環として、早速、熱中症対策に係る自治体等担当者向け講習会、この開催について発表を行いました。28日以降、東京を皮切りに全国各地で開催される講習会におきまして、専門家の方々より熱中症に関する基礎知識や、また対策等を説明していただくとともに、クールビズ等の取組への呼び掛けも併せてこの講習会で行っていく予定でございます。今後、クールビズや省エネ、節電関係の呼び掛けにおいても、熱中症対策の重要性を伝えていきたい。このように考えています。国民の皆様方が夏を無理なく、無駄なく、心地よく。そういった形で過ごせるよう、今後も様々な形で広く取組を呼び掛けていきたいと考えおります。もう1度言いますけれども、無理なく、無駄なく、心地よく。そういった形で過ごせるように頑張っていきたいと思っております。
 私の方からは以上でございます。
(政務官)私の方からは広域処理の関係で2点です。1点は、昨日、新潟市と長岡市、三条市、柏崎市、新発田市さんのほうで、広域処理の受け入れを5市まとまってしていただけるというような発表がありまして、これは非常にありがたいことだと思っておりますので、環境省のほうといたしましても、これらの自治体をバックアップしながら広域処理を進めたいと思っております。
 また、北九州市で昨日、試験焼却の実施をめぐって、反対派の方々ともめ事があったということが報道ももうされておりますけれども、まず基本的に北九州市さんはこれまで非常に丁寧に物事を進めてこられましたし、今回の試験焼却の方法も北九州市の方もそうですし、これは国でも検討して非常に安全な方法で試験焼却をするということですので、これはもう是非、反対派の方も冷静に行動をしていただきたいなというふうに思っております。今後、反対派の方々とも話す機会もあるでしょうけど、そこは是非、冷静に対応していただきたいと思っております。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)利根川水系のホルムアルデヒドの問題ですけれども、原因の物質とか排出者に係わる調査状況というか、進展情報は入っていないのでしょうか。
(政務官)私、埼玉県選出ということもありましたので、週末からずっと埼玉の方ともいろいろ話していますけれども、今、まだ新たな情報はありません。ただ、今回はやはり今まで水質に関して随分管理をきちんとやってきたので、こういうホルムアルデヒドが出たということを、検出できた。そして、実際に健康被害が起きる前に止めることができたということで、ちゃんと機能はしているなと思っています。

(問)先程出た新潟の関係の広域処理ですが、新潟県のほうは依然、懸念が残るということで、再質問を出したりですとか、あと昨日も5市と環境省の動きについて、懸念が残る中でそういったふうに環境省が調整を進めていくことに対して、遺憾であるという知事のコメントを発表したり、かなり慎重姿勢をとっていますが、その辺り、県の理解をどう求めていくのか。あるいは、県の理解が得られなくても、法的に5市と岩手県で可能だからやっていくのかどうか。その辺りについてのお考えがあればお願いします。
(政務官)県からも確か前回、4月16日ぐらいに御質問をいただいて、それを5月10日過ぎに答えてまして、今、新たに再質問ということで、A4、5枚くらい、どどっと来ているので、それに対してはお答えしていきます。
 ただ、この間、私も知事ともお話をしましたけれども、要するに、放射能の専門家がいないのだからしっかりやってほしいということが1番言いたいことのようでしたので、そこは我々のほうもしっかりと対応させていただきますということで私、申し上げておりますし、きちんと県にも理解を求めていきたいと思っています。何か反対をされているというような形ではなく、懸念を示されているということですので、そこはきちんと理解を求めるようにやっていきます。

(問)高山政務官にお伺いしたいのですが、先日、がれきの全体量の再計算があった日に、政務官は愛媛に行かれていたかと思うのですが。
(政務官)2日前ですね。
(問)愛媛での説明会の反応とか、そういう、前向きな感触というのは受け止められたのか、感想を伺えますか。
(政務官)愛媛県の説明会は、ちょうど1時過ぎからやりましたので、お昼のニュースか何かで、宮城県の量が減るというのが流れたけれど実際どうなのだと、こういうような質問が市長さんから出ました。私からお答えしましたのは、確かに今回、岩手、宮城で見直したと、減ったところ、増えたところがありますと、説明はもう聞いていると思うので、そのリアクションですけれども。それに関して私も、依然として広域処理は必要であるということをお願いしましたし、だからこそ今日愛媛にも来ていて、是非愛媛でも進めていただきたいと。愛媛はまだ全然具体的な話になってませんでしたので、そこでお願いをしました。それに関しては、では広域処理は必要なのですねということだったので、ええ必要です、是非お願いしますというやり取りがあって、そこは御納得いただいた市もあると思います。

(問)広域処理の関連なのですけれども、北九州市で残念ながら逮捕者が出て、逮捕者というのは、周辺住民ではなくて、熊本のいわゆる活動家みたいな連中であって、今、政務官は反対派にきちんと説明をしていくというふうにおっしゃっていましたけれども、住民以外の反対派のこういう連中も、やはり納得させなければならないという、そういう方針ですか。
(政務官)現場に来た時にちゃんと説明していますから。殴りかかられたりすると僕もよけますけれど。ワーワー来ている時には、「何ですか?」と、ちゃんと説明をするということは、今後も続けていきます。
(問)実際に大臣や政務官が現地へ行かれて、説得させるということは。
(政務官)必要があれば、もちろんやりたいと思います。

(問)北九州市でいえば、変な噂が出て、がれきを受入れれば40億円お金が入るという噂が出ているのですが、そういう事実はあるのですか。
(政務官)ちょっと調べてください、それは。今聞きました、それは。出ないと思いますよ。

(問)逮捕者が出てしまったこと自体への受け止めというか、冷静に行動してほしいという御感想でしたけれども、そういう事態になったことについての受け止めはいかがですか。
(政務官)冷静に行動してほしいなと、残念だなと思ってます。

(以上)

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