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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年3月29日(木) 14:01 ~ 14:08 於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)御報告ですけれども、国立・国定公園内における地熱開発の取扱いについて、新たな通知を、一昨日の27日に出したところでございます。そしてまた、それを前提にして、その前日に、省内で検討会、部局横断という形で、この問題についての検討会議の準備会として開くことにして、26日に1回目を行いました。そして、来週にも、第1回の検討会議を行う予定になっております。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)広域処理の関係なのですけれども、受入れ表明している自治体についての要請ですね、具体的な。第二弾は。
(政務官)具体的数量の?
(問)はい。
(政務官)これは、やりたいとは考えておりますけれども、やはり調整が大変なのです。なので今それを鋭意急がせています。
(問)今週中。
(政務官)それは言えません。

(問)昨日、政務官が長野の知事とお会いになりましたけれども、いろいろと要望がありましたが、何か国側からできること、あの要望に対してできることというのはあるのでしょうか。
(政務官)できることとできないことがありましたので、あの時も時間をかなり延長して随分具体的にお話しをしました。
(問)例えば、8,000ベクレル/kg以下の汚泥などがたまっていて、地域の住民と埋め立ての合意ができていないので、それを埋め立てることができないからどうにかして欲しいというようなのもあったと思いますが、ああいうのは国が代わって処分するというようなことは。
(政務官)国が代わって処分するということはないです。あれはもう8,000ベクレル/kg以下ですから。基本的には受け付けた管理者の県の責任で、今度、市にお願いしていくわけですけれども、他のところではこういうふうにやっていますというような先進事例とか、そういうのの御紹介はこの間もしましたし、長野県の担当の方も含めて、あまり情報を持っていなかったみたいなので、情報交換をもうちょっと密にやりたいと思いますというようなことと、本当は15分くらいの予定だったのですが、結構延長して、随分細かいところまで誠心誠意やらせていただきました。

(問)今の関連で、できる部分ということでいうと、処分場の容量が減ってしまうことへの対応とか、モニタリングのサポートとか。その辺りは検討できる部分ということなのですか。
(政務官)モニタリングも実際必要ないレベルのこともあるので、そこはちゃんと説明しました。我々の説明不足があって、きちんと伝わっていない部分があったので、昨日は、そこをちゃんとまず整理したというところが結構大きいです。
特措法の枠組みもちゃんと説明しましたし、あと、広域処理を逆にやっていただけるというか、それを検討していただけるというような話もあったので、そっちの説明も随分して。両方ですね。逆に、広域処理のことが動くことで、県内で今滞留しているものも動き出す可能性もあるというふうにお考えいただいたと思っています。

(問)処分場の容量の部分というのは、なかなか受け入れるというのは難しいのですか。特定廃棄物、特定産廃になっていなくても、現実問題として再利用ができなくなってしまって、埋め立てにまわさざるを得なくなってしまったというものがでてきているというようなお話でしたけど。
(政務官)そういう話はなかったですね。そこの話は出なかったと思います。

(問)地熱の検討会なのですけれども、来週の。具体的にはどういう。個別の事例ごとに検討が始まるというイメージなのでしょうか。
(副大臣)まだそこまで行きません。まだ、優良事例の形成がどうあるべきかという話とか、あるいは支援制度です。そういった事業者に対する支援制度はどういったことができるのかとか、あるいは事業者との情報交換です。こういったことをどういう形で進めていくかということを、まず第1回目で検討しようと、そういう状況です。
(問)今、候補に名前が挙がっているような、五つか六つあるのですが、そういうものについて個別に詰めていくような作業というのは。
(副大臣)いいえ、そこまでいきません。個別というより、そういった協会とか、あるいは、そういった事業者に一度、できたら説明会を開きたいということから。個別のことはそのあとです。全体的な説明会をまず開いていきたいなということなどを、今、検討会で話し合おうとしているわけです。

(以上)

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