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大臣記者会見・談話等

長浜大臣記者会見録(平成24年10月26日(金) 10:29〜10:42  於:環境省22階第1会議室)


1.発言要旨

 閣議後、今日、特に御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)幹事社の山陽新聞の小川です。よろしくお願いします。
 指定廃棄物の最終処分場の設置の問題なのですけれども、昨日、宮城県と県内市町村長との意見交換会がありまして、国の方針どおり県内1カ所とするようなことが合意されたようです。これは国任せにしないという意思表示の現れかと思いますが、このことに関しての受け止めと、今後ずれ込んでいる候補地の選定をいつするのかというスケジュール感についてお伺いしたいのと、もう一つが、昨日、石原都知事が辞任を表明されましたけれども、そのことに関して何か所感がございましたらよろしくお願いいたします。
(答)宮城の件は、既に御承知のとおり、私自身、宮城県知事とよくお話をしました。知事のほうからも、確かNHKの番組か何かに知事が出られて、その前に私、お会いをしておりましたので、十分会談の内容を踏まえての放送での発言であったというふうに理解をしておりますし、今御質問にありましたように、昨日のことに関しても、おっしゃられたとおりのことを御努力をいただいているなということで、心から感謝をしているわけでございます。地元との調整に関しましては、県内、様々な市町村があるわけでありますから、そことの密接な意見交換とか地元の事情とかを御理解いただいているのは、県のほうに様々な情報等が集まっておられるので、そういった意味においては、知事がリーダーシップをとっていただいた今回のことに関しては感謝を申し上げたいと思っております。ただ、来週ですか、こちらにいらっしゃるというような話も伺っておりますので、そこの場面で詳しく内容については伺っていきたいというふうに思っております。
 同様に2番目の質問の、宮城だけではなくて、現在、茨城、栃木の問題を含めて、最終処分場の問題は鋭意お話をしているわけであります。前大臣のときに市町村の担当者を集めて選定方法等々を詳しく御説明をして、そして最終的に該当地の名前を挙げたという手順。こういった手順に関しても、環境省としては各自治体に丁寧な説明をしていたと思いますが、今後はそれをスタートラインとして、安全性の御説明を十分させていただけるように、茨城と栃木については努力を続けているところでありますし、また、千葉を始めとして、いくつかの今後の展開についても十分、ここが一番悩ましいところですけれど、県内の処分の状況から考えるとスピーディーに一刻も早く、それを選定しなければいけませんが、それと同時に、地元の市町村を始めとして丁寧な説明をするようにという御要望もいただいておりますので、スピーディーかつ丁寧にというこの二つの条件をクリアしながらしっかりと前へ進めていきたいと思っております。
 それから、もう1人の知事といいますか、石原知事の件は、皆様方の報道で承知をしている程度の知識しか持ち合わせておりませんので、現在はどういう展開になっていくのかよく分かりません。

(問)共同通信の渡邊と申します。よろしくお願いします。
先ほどの指定廃棄物の宮城県での会合に関してになりますけれども、一応、会合では一カ所で合意したほかに、提示に当たってマイナスになってしまうことも、市町村としては想定されるということも念頭に、例えば地域振興策の提示ですとか、そういう条件も一応、示されたようなのですが、そこら辺のお話も、例えば知事がいらっしゃったとき等、お話されたりというか、そういうことになるのでしょうか。
(答)先ほど申し上げましたとおり、お会いをしてどういうお話を具体的にいただくのか、市町村で出た話をそのまま来るのか、あるいはその一部、知事が判断をされた項目でいらっしゃるのかちょっと分かりませんが、いずれにしろ先ほどの御質問で申し上げたとおり、一連の経過の中での宮城のやり方といったらいいのでしょうか、それぞれの地方に応じての、多分、対応の仕方があるのだというふうに思いますので、宮城県知事さん、あるいは集まっていただいた市町村の皆様方、特に何か最終決定権を持つ方々といったらいいのでしょうか、首長さんを、代理の場合は持ち帰って検討するのではなくて、その場できちっと判断できる方をよこしてくださいみたいな、大変丁寧なものの進め方をされたというふうにも伺っておりますので、来られたらよくお話を伺ってみたいと思っております。

(問)もう1点。石原知事のお話なのですけれども、報道の範囲ということでしか知識がないということでしたが、事実上の退任の記者会見では中央省庁への批判がかなり厳しくあって、環境省へは直接なかったように存じてますけれども、そのことへの受け止めと、長浜大臣御自身としては、石原さんがお辞めになったきっかけとして尖閣の問題があると思うのですけれども、そこでは浅からぬご縁がありますので、何かコメントがありましたらお願いします。
(答)石原先生は環境行政にもお詳しい方だというふうに私は認識をしておりますので、その方から、今、環境省に関してはコメントがなかったという状況がありましたけれども、いずれにしましても、災害の復旧活動をする過程の中においても、今、石原知事がおっしゃられたような形での中央官庁の物事の運び方の問題。なるべく私は、就任のときにも現地・現場主義ということも申し上げましたし、できる限り現場で苦労されている担当者に権限を移していかないと、より住民のニーズが反映されないという方針で、まだ短いですがこの一月やってきたつもりでございますので、石原知事のおっしゃている意味合いを噛み締めながら仕事にあたっていきたいなというふうに思っております。尖閣については、私は所掌外でございますのでコメントはいたしません。

(問)共同通信の太田です。原子力防災の関係なのですが、先日、規制委員会のほうで、事故が起きた際の被害想定というか、予測が公開されました。それについての、先週も質問が出ていたと思うのですが、改めて受け止めがあればという点と、今回、予測の中では、30キロを超えるところでもかなり線量が高いところがあって、防災計画を策定するのかどうかということで自治体もかなり戸惑っている部分があると。田中委員長は30キロ圏で十分だというような認識も示されているのですが、原子力防災を担当される大臣としては、今その点についてどうお考えでしょうか。
(答)御承知のように、原子力の規制委員会は極めて独立性の強い、そしてその設立の経過の中においても、国会での意志を御反映をされたような形になっていますので、この問題については、私どもの今の立場からすると、今月中をめどで原子力規制委員会が策定をする原子力災害対策指針を踏まえて、道府県及び市町村が具体的な地域防災計画の検討を行っていくことになる、ということは承知をしているところであります。
 また、この地域防災計画を策定する範囲については自治体の判断において決められるものであり、今回原子力規制委員会から示されたシミュレーションは、その範囲を検討する際の参考情報であり、これは田中委員長も会見でおっしゃっておられるところだというふうに思います。これがゆえに、何か方向性を各地域が義務づけられるということよりは、こういったことも参考に、その地域に応じての検討をお願いしたいということでありますし、もちろん、もう皆様方御承知のように、このシミュレーションの中においては地形のことは考慮されていないとか、あくまでもいくつかの前提条件の置き方によって結果が左右されるということは、委員長自身がおっしゃりながらの参考資料ということでありますので、地域防災計画の策定は、今後原子力規制委員会で検討された安全性の問題、こういったものをそれぞれ確認をしながら、原子力発電所そのものについては検討されていくのでしょうけれども、地域防災の在り方については、あくまでも、今回のことを参考資料としながら、それぞれの地域に応じてつくっていく。もちろん、では環境省の立場は、独立性の高い規制委員会との間ではどうなるのかなということについては、出された資料に基づいてのアドバイスとか、これをどう考えるかとか、そういう御相談には乗っていきたいというふうに思いますが、今回発表されたものについて良いとか悪いとかいう、その権限を有しているところではございません。

(問)今回のものを受けて自治体が判断するときに、かなり迷うというか、正式に指針が決まってからですけれど、迷うところも出てくると思うのですけれども、環境省というか、原子力防災大臣から規制委員会に何か見解を照会するとか、そういうような可能性というのはあるのですか。
(答)今おっしゃられたとおり、正に、環境省というより内閣府の原子力防災担当大臣としてということであれば、もちろん私どもの持っている蓄積の中においてのアドバイスはすることができると思いますが、やはり地域独自で計画を決められるものですから、環境省から、おたくはこうしなさいよというようなことは、もちろん言うつもりはありません。

(以上)

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