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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

政務官就任記者会見録(平成23年9月5日(月) 21:01 ~ 21:08  於:第5合同庁舎25階8号室)


1.発言要旨

 この度、環境大臣政務官を拝命しました、衆議院議員の高山智司です。今までの環境省の仕事、公害であるとか、地球温暖化、そういったものに加えて、今は、正に原子力事故による対応、そしてその除染の問題、また今度新しく原子力安全庁ができるということで、これをどのように位置づけていくか、私は特にこの2つの問題が自分の仕事かなというふうに思って、覚悟してまいりましたので、どうぞよろしくお願いをいたします。

2.質疑応答

(問)除染の問題で、どうしても中間貯蔵施設、最終処分施設、この2つをどうするかというのが非常に大きい問題で、菅首相も福島で発言して、皆様にお願いしますと言ったのですが、なかなか知事の対応が堅いというような状況で、皆さんに、そういうところに中間貯蔵施設を設けるためにどういうことを、理解をしてもらうために、どういうことが必要か、政務官のお考えを聞かせてください。
(答)これは、本当に理解を得るのは大変だなと思っております。中間貯蔵施設も大変でしょうし、最終的な処分施設というのも非常に大変だなと思っておりますが、さきほど総理から訓辞がありまして、とにかく国民の意見を良く聞いていただきたいということと、国民目線の政治をやっていただきたいという指示がありましたので、まずは、やはり実際、貯蔵施設が受け入れてもらえる地域の方たちと、まずは話をじっくりしてみたいと思います。

(問)さきほど受け入れてもらえる地域の人たちをということでしたけど、今現在念頭にあるような地域というのは具体的にあるのでしょうか。
(答)受け入れてもらえる地域というのは、中間貯蔵にしても、最終的なところにしても、かなり大変なことだと思います。住民の方も自治体の方も大変だと思いますので、今のところ、私は念頭にありません。

(問)どうすれば皆さんをそういう時に説得できると、政治家としてお考えでしょうか。
(答)これはもう説得するというよりは、相手の立場に立って、どういうことを皆さんお考えかということを、まずやはり聞いてみるというところから始めなければいけないと思っております。

(問)今のに関連するのですけれども、貴方個人だとすると、どういうことを言われれば、自分のところで受け入れるというふうなお考えでしょうか。
(答)個人で。

(問)要するに、貴方の地域で、何かそういう中間貯蔵施設が必要だという場合に、貴方だったら、どういうことを言われれば、じゃあやらなければいけないねとなるのか。
(答)難しい質問ですね。それはもう私の答えだけではなくて、たぶん、それぞれの方が、同じ地域でも隣の家の方でも意見が違うということもありますので、それはまだ分かりません。

(問)今まで政治家として活動をしていて、何かしら国会で、環境に関わるようなこと、どんなことがありましたでしょうか。
(答)そうですね、私は野党時代からずっと、どちらかというと国会対策でございまして、法案を通していくということが、主眼でしたので、そういう意味では環境の法案、前国会でも最後の方に二つ通したり、そういう関わりが一番大きかったかなというふうには思っております。

(問)法案といえば、地球温暖化対策基本法が、なかなか国会で議論が始まらないという状況だと思うのですけれども、政務官としてどのように対処されていくおつもりか、お考えがあればお聞かせください。
(答)これはもう2年越しになる、しかも3つ法案が出て、それぞれのお立場でお考えがある法案ですので、でも、この間採決して継続審議しましたので、これをどのように始めていくかという始め方の問題から、ゆっくりと今度新しくそれぞれの理事になられる方、各党の意見、まず聞いてみないとなというふうに考えております。

(問)大臣とはなにかお話はされましたか。
(答)昨日電話で話しただけですけれども、原発対応の問題や、COP17の問題など、忙しくなりますので、お願いしたいということだったので、分かりましたということを話しております。

(問)前任の樋高さんは、がれきの問題で、随分熱心に、被災地に行かれたりして取り組んでいらっしゃいましたが、今の段階で、御本人でこういうものに取り組みたいと思うこと、あるいは前任から何か引き継いでいるような話があったりすれば教えていただけますか。
(答)引継ぎはまだ何も受けておりません。がれきに関しては、進捗状況も生活圏のものだけが、まず取り除くことができたと報告を受けているだけですので、まずは実態を見てから、自分になにができるか考えていきたいと思います。

(以上)

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