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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成23年11月10日(木))


1.発言要旨

(副大臣)どうもお待たせいたしました。まず御報告ですけれど、今度の13日の日曜日に、私、副大臣が栃木県に出張いたしまして、那須高原ビジターセンターの開館式典に出席をする予定でございます。このビジターセンターは「国民が自然にふれあえる場として活用してはどうか」という天皇陛下のお考えを受けて、そして那須御用邸の用地の一部を宮内庁から環境省に所管替えをして、そして「那須平成の森」と一体的に整備した施設でございます。このビジターセンターを通して、那須甲子地域の情報発信施設として、あるいは地域の自然環境や歴史・文化を紹介して、自然とのふれあいを促進していく、そういったビジターセンターの開館でございます。
 私のほうからは以上でございます。あと御質問があったら。

2.質疑応答

(問)今日の三役会議のテーマを。少し時間も長引いていたようですけれども。
(副大臣)三役会議はこれからの三役のスケジュールを中心に、除染関係の話がありました。
(政務官)除染の特措法に基づいて今度基本方針を決めていくこととしています。今度基本方針を決めますと、その後、政令省令で細いことを決めていかなければいけませんので、ちょっとディテールにも入ってしまったので、ちょっと長くなってしまいました。それだけです。
(問)基本方針案は、明日閣議決定で。
(政務官)一応、そういうつもりで我々もお願いしております。
(問)パブコメを経て、何か修正点、大きな変更点とかそういったことはございましたでしょうか。
(政務官)大きな変更点はありません。

(問)がれきの広域処理ですけれども、細野大臣の地元の静岡県知事が、改めて、域内の、自分たちの地元の自治体に呼び掛けるということをされていますけれども、それぞれ、地元に関してはどのような状況で、環境の政務三役として呼び掛けをされるというような御予定はありますでしょうか。
(副大臣)大臣がああして静岡県の知事にお願いをしたり、いろいろ政務三役でも努力しようということで、私も、先週地元に帰った時に知事にお会いいたしました。そして、状況を説明して、御協力をできればということはお願いはしたのですが。ちょうど東京にがれきが移管した当日でございまして、あれが非常に良い、これから各自治体にとって、本当に安全なのだということがはっきりしてくるわけですから、そういったことの実証を受けながら、徐々に徐々に、各自治体が受け入れ体制を広めてくれればいいなという思いで、大分県にもそういったお願いはしておきました。
(政務官)私のほうは、埼玉県知事の上田清司知事は前向きで、こういうことは、人助けなのでやっていこうということでございました。もちろんお会いしてお願いしました。その後やはり、災害がれきと放射性がれきの区別を、住民の方が十分に、なされていない方が多いので、そこはきちんと説明が必要ですねという話にはなりました。あと、マスコミなども通じて、放射性のがれきと災害がれきとは別物だということも、ちゃんとお伝えしていかないとなどという話もしました。それとは別に、埼玉県内のいろいろな市と具体的なお話をしようと思って、今、やっておりますけれども、どことどうということはちょっと今は差し控えたいと思います。

(問)上田知事も含めて首都圏の人たちが、今度もしかしたらアピールを出そうかと、しっかりともう一度国に説明をと。今までも説明はされているということですけれども、新しいやり方というか、環境省の側として、改めて、国民の理解を深めるためにやるべきことというのはどんなことがあると思いますか。
(政務官)まずやはり、災害がれきと放射性がれきが違うということは、はっきり、改めて何度も言う必要があると思っています。お願いしているのは放射性のほとんどないもの、あるいはものすごく低いもの。とにかく安全なものしか広域処理にはお願いしないという大前提をきちんとお話していくということと、あとはやはり、岩手県で11年分、宮城県でも19年分のがれきが出ていますので、実際、助け合いでここはやっていただかないとなかなか進まないということを、やはり改めてお話ししなければ。段々、風化してきている部分があると思うので、そこは改めてお伝えしていかなければいけないと思っています。
(副大臣)各県や自治体の意識は、やはりこういった状況ですから、何らかの手助けをしたいという思いは持っておるのですが、やはり最終的には地域住民ですね、そこの、本当に安全なのだということ、これがすべてです。ですから環境省としても、それらを広くこれからも、本当に安全なのですよ、安全なレベルしかお願いしないのですよということを訴えながら、東京がああして移管したことが実証されることによって理解が広まっていくように努力したいと思っております。

(以上)

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