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大臣記者会見・談話等

松本大臣記者会見録(平成23年6月21日(火))


1.発言要旨

 おはようございます。発言が2つございます。がれきの処理の現状や問題点の把握や、これらを踏まえた必要な助言を行うために、環境省職員、研究者及び技術者で構成するチームが沿岸32市町村への巡回訪問を、3週間にわたって実施をしました。処理の現状としては、既に仮置場への搬入を完了している市町村も出てきており、さらに3分の2の市町村では、7月末までに生活環境に支障が生じ得るがれきを仮置場へ移動できることが判明をいたしました。被災市町村ががれき処理について抱えている課題としては、がれきの処理方法に加えて、衛生害虫等の課題、腐敗水産物の課題に関する相談が多数寄せられ、それに対して専門家チームから技術的な助言を実施をしております。御用聞きをやってくれています。
 もう一点。本日の閣僚懇談会において、明日から始まる官庁訪問時のクールビズの励行について発言をしました。クールビズを率先する環境省としては、改めて各省庁にも協力をお願いしたところであります。
 以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、復興基本法が成立しましたけれども、大臣の受け止めと、今後の見通しについて、お考えがあればお聞かせ下さい。
(答)いずれにしたって被災地には3月11日からずっと物資の搬入とか、ずっとこの間、その後名前が被災者生活支援チームになりましたけれども、やっておりますので、淡々と、市町村に寄り添って、これからも、雨対策、夏の暑さ対策等に向けて努力をしていきます。いずれにしても、復興基本法の体制が整うまで防災大臣の仕事をしっかりやっていくということにつきます。以上です。

(問)巡回訪問についてですけれども、がれきの量が多い石巻とか、気仙沼がまだ8月末までの完了見込みがないというような報告になっていますけれども、現状の受け止めと、どういったてこ入れが必要とお考えですか。
(答)陸前高田、石巻、いろいろな濃淡があって、岩手の北の方は、ほとんど済んでいるという状況があります。そういう意味では、衛生対策をしっかりとっていきながら、一刻も早いがれきの処理に向けて、努力をしていきたいというふうに思っております。
(問)どういった点が課題だとお考えですか。
(答)県と市町村の関係とか、発注の仕方とか、相馬とかは最初からプロポーザル方式とってきて、かなり速やかにやってきて、放射性物質に汚染したおそれのあるがれきはストップしてますけれども、そうやって、いろいろ地方が知恵を出していけば、いろいろなやりかたがあるというふうに思います。

(問)総理が、いまだに辞任の時期を明言してませんけれども、それについてはどのように思ってらっしゃいますか。
(答)総理に聞いて下さい。
(問)以前、6月、7月がめどじゃないかというようなお考えを述べられてますけれども。
(答)私の考えは、その発言と変わりません。
(問)総理が辞任の条件に、全量買取制度の成立をあげていると、そうするとかなり長期の続投も見込まれるのですけれども、そういった全量買取制度を辞任の条件にあげることについては、どのように受け止めておりますか。
(答)それは、再生可能エネルギーに対する総理の固い決意だというふうに、私は受け止めています。
(問)それによって、再生可能エネルギーの拡大のためならば、関連法案が成立するまでというのもやむなしという感じですか。
(答)どこの時点で、どういうふうにめどをつけるかの考え方だと思いますけれどもね。

(以上)

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