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環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務三役記者ブリーフ会見録(平成22年10月20日(水))


1.発言要旨

 おはようございます。
 まず、チッソ株式会社の事業再編計画の概要の公表について、お話をしたいと思います。チッソ株式会社の事業再編計画については、私が10月9日に水俣を訪問した時など、地元からの、補償の計画や地域振興などについて公開してほしいとの意見が相次いで出ました。御要望をいただいておりました。今般、私からチッソ株式会社に対し、このような地元の関心事項を含めた事業再編計画案の概要を公表するように要請し、本日14時、チッソ株式会社が公表することとなりましたので御報告を申し上げます。
 以上です。

2.質疑応答

(問)先ほどの、チッソの事業再編計画の公表ですね、何か具体的なポイントみたいなものというのはありますか。具体的なポイントといいますか、どういった内容の部分で。
(大臣)内容はまだ概要の公表ですから。だから、出せる部分出せない部分、まだあると思いますけれども。とにかく9日に行って、いろいろな、それぞれ不安があったり、あるいは雇用とかありましたよね、商工会とか。ですからそういう問題、地域振興の問題等々もあり、また補償の問題等々もあり、ですから昨日の夕方チッソに、できることは公表してほしいという旨の通達をしたということで、どういう概要が返ってくるかは分かりません。
(問)それはまだこれから、14時ということなのですね。
(大臣)はい。

(問)14時にチッソが公表する方法というのはどういう形なのでしょうか。説明会のようなものを開くというようなことでしょうか。
(大臣)私は分かりません。方法ですか。どこがどういうふうに。
(政務官)またあとで事務方に確認をとっていただければ。

(問)昨日の夕方、大臣が通達をしたということは、チッソに対して何か文書で通達をしたということなのでしょうか。
(大臣)次官を通じて。
(問)口頭でということですか。
(大臣)電話で。
(問)大臣の要請ということで伝えたということですね。
(大臣)はい。
(問)チッソはそれに対して快諾、その場で快諾をしたと。
(大臣)快諾かどうかは分かりません。次官にあとで聞いてください。

(問)大臣の要請を受けて、チッソが事業計画の概要を公表するということについて、大臣自身はどのように受け止めていらっしゃいますか。
(大臣)9日に水俣に行って、お話聞いて、10日経ったわけで、そういう意味では、概要を公表してくれということで、チッソができる範囲で公表するということについては、ある意味では、よく話を聞いていただいたというふうに思います。できることできないことありますし、守秘義務とか、いろいろな競合会社の問題等々ありますから、一歩進んだと。よく聞いていただいたというよりも、一歩進んだというふうに思っています。

(問)チッソは公表して、公表に対して、地域の方とか被害者の方の意見を聞くというような構えなのでしょうか。
(大臣)私は、公表まだですから、ですからそこのところは分かりませんけれども、おそらく、公表されたらパブコメみたいなこともあるでしょうし。そしてまた、修正をして、いろいろなことが、書き直すということもあるでしょうし。そしてまた、我々が精査をするということもあるでしょうし。そういうこれからの段取りというのはまだ不透明ですけれども、そういう段取りを経ていくということだけは、今言えますけども。具体的な日付とかは分かりません。

(問)今後、事業再編計画の策定に当たって、大臣自身がチッソに対して要望していくこと、こういう点は盛り込んでほしいという御要望は何かございますでしょうか。
(大臣)再編計画の中身にですか。
(問)そうです。例えば、地元に不安のないようにとか、そういう意味合いですけれども。
(大臣)見せていただいて、それからの判断です。

(問)国家戦略室の役割というのが発表になって、温暖化対策も国家戦略室で調整するということになっているようなのですけれども、改めて、内閣全体としてどのような体制で、温暖化対策の調整なり取組なりということは、どういう体制になっているのでしょうか。
(大臣)実際的にいうと、これも、とりあえずそういう状況になって、温暖化対策基本法は私たちが責任を持ってやらなければならないということはありますけれども、取扱いが国家戦略室になったというよりは、そういう重要法案という意味での仕分けでそうなったというふうに思いますし、当然、各省間の調整等々ありますから、そこのところの意味合いを込めて、そういうふうになったと思いますけれども。私たちが、やはり責任持ってこの問題に当たっていくということは変わりませんし。話を聞きましても、いろいろな意味で、これからの国家戦略室の在り方等々も含めて、固い決定というよりは、やはりそういう仕切りをちょっとずつしていこうということだというふうに思います。

(以上)

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