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環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務三役記者ブリーフ会見録(平成22年10月6日(水))


1.発言要旨

(政務官)皆さんお疲れ様です。この後ちょっと本会議が迫っておりますので、端的にさくさく、御協力いただければありがたいと思っております。先ほど、大臣、副大臣、政務官、三役で打合せをさせていただきました。特に皆様方にプレスリリースする案件はありません。また随時、会見等々で情報発信してまいります。よろしくお願いします。皆様方から何かあればおっしゃっていただければと思います。

2.質疑応答

(問)COP10がもう目前に迫ってますけれども、三役会議でもその話題が出ているかとは思うのですが、今日のお話の中で、何か特徴的なトピックスとかあれば、お話しいただければと思います。
(大臣)もう2週間切っていますし、議長国として大変な責任がありますから。今朝、日本気候リーダーズ・パートナーシップと意見交換した時に、COP10のバッジ、皆さん付けていただいたし、そういう広報宣伝というか、これは言ってみれば、COP10は議長国だから成功させたいという以上に、やはり暮れのCOP16にも繋がっていく一連の、気候変動や生態系の問題、生物多様性の問題とか、いろいろなこれからの地球環境問題の、ここでしっかりまとめなければ次に続かないという、非常に大きな会議だと思いますので、それに向けて、成功に向けて努力していこうという話をちょっとしました。

(問)もう1点ですけれど、地球温暖化対策基本法案について、国会でどういうふうに、例えば説明しようとかいうことの打ち合わせとか、そういうことがもしあれば教えてください。
(政務官)国会対応関係、ちょっと私の方で、政務官対応なのでちょっとお話しさせていただきますが、随時三役では、その件についていろいろ情報交換、打合せも緊密にさせていただいているということでありますので、あと、特に中身に変化があるとか、あるいは国会の方でこういう段取りでやっていこうとかいうような話を、皆さんに報告できる段階にはまだ至っていないということであります。また明日も、副大臣と政務官合同で会見もありますので、その時に情報がもしあれば、皆さんに発信させていただきたいと思います。

(問)基本法なのですけれども、閣議決定の日程等々はもう固まったのでしょうか。
(政務官)いや、まだこれからです。

(問)三役の役割分担についてお伺いしたいのですけれど、樋高政務官が国会対策をやってらっしゃるということで、ほかの役割分担で何か決まってらっしゃる点とかありますか。
(政務官)ちょっと私の方から。副大臣は横並びで、各省の連携や、あるいは、例えば党の部門会議を共同主催ということでやっていただいていると。で、粗々の話、私の方では、いわゆる国会対応関係をやっているということであります。また随時、業務を進めながらしっかりと、事実上はもう少しずつ分担になってきていると思いますが。副大臣から何かあれば。
(副大臣)いえ、今、樋高政務官の方からお話しいただいたようなことでありますので、私の方で、横串のところでいろいろと、環境省としての立場のお話の会議とかに出ているということであります。あとはとにかく力を合わせてやっていっているというところです。ただ、個別のところでこれから出てくるのかもしれませんけれど、その時はまた御紹介をさせていただきたいと思います。

(問)これから正に税制改正なので、温暖化対策税の話があれしてくると思うんですけど、それの御担当というのは。
(副大臣)税調には私が、副大臣として出ていくわけですけれど、それも国会の対応とかもありますから、そこはいろいろと分担していくことにはなると思いますけれども。

(問)今後、排出量取引制度だとか、環境税だとか、他省庁との意見交換が必要な場がたくさんあると思うのですけれど、前大臣の小沢さんは、閣僚委員会の場で、他省庁といろいろ交渉していこうというお考えだったのです。松本大臣は、今後同じように閣僚委員会での交渉というのをお考えなのか、それともまた別の。
(大臣)当然、ほかの閣僚との話合いはあると思いますし。それが閣僚委員会という形になるかどうかまだ決めていませんが、適宜必要とあれば、いろいろな閣僚の方々とお話をするというのはやぶさかではありませんし、それも必要だろうと思います。

(問)COP10で、現地名古屋への政務三役の現地入りの日程等分かりますか。
(大臣)国会対応がまずありますし、いろいろなことが予想されますので、18日の開会式は、これもまだこれからいろいろ、与野党とか、いろいろな意味で協議をしていかなければなりませんし、そういう入口をどうしていくかとかいうのもあります。
 それで、ちょっと近藤さん、自分の立場をちょっと説明して。私は議長としては、やはりずっと、開会式、あるいはその次の週は、多分はり付かなければならないだろうなと思っています。
(副大臣)私の方からもちょっと補足というか。大臣が議長ですから、議長として、もちろんキーになるところは出席をさせていただくということですが、今、大臣からもお話がありましたように、国会開会中でありますので、そこは国会の状勢を見ながらということであります。そういう意味では、副大臣、私の方も、国会の状況はありますけれども、基本的には私が現地にまいらさせていただくということであります。で、樋高政務官が、基本的に国会の方に行っていただくと。それで、3人で協力してやって、やっていくということであります。

(問)尖閣諸島で、日中間で今いろいろ揺れているのですけれども、研究者の間から、生態系の保全がなかなか進んでいないという声もあるのですが、大臣がこうした問題を認識しているのかどうかということと、後、今後環境省として保全に向けた調査とか、そういったことは考えているのかというのをちょっとお伺いできますでしょうか。
(大臣)海域の保全というのは大きな課題で、これから生物多様性の問題とも絡んで、いろいろな地域、ホットスポットという意味でいえば、日本全体がホットスポットといわれているわけですから、ある意味では、尖閣の方も含めて、これからいろいろな調査とか、いろいろな研究とか、ことも含めてやっていかなければならないということは考えています。

(問)COP10の政府団に入るNGOの方々というのが、入れるかどうかという議論が前あった、9月にあったと思うのですが、それは、その後何か進展はあるのですか。
(大臣)NGOは、今日お話合いがあるのかな。今日ですかね。
(事務方)NGOとの意見交換が別途予定されておりまして、その中で、代表団との関係についても、一義的には外務省が代表団の構成をやりますけれども、よく話し合って、NGOの意見も反映されるようにはしたいというのが基本的な立場であります。

(以上)

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