本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務三役会議及び第20回環境省政策会議後記者ブリーフ(平成22年3月24日(水))


1.発言要旨

(大臣)政務三役会議の御報告をします。私からは一点です。前から申し上げている検証委員会を設置いたします。メンバーが固まりまして7名ということで、後ほど貼り出しをさせていただきたいと思います。第1回の会合を4月5日に行って、4月中には結論を出して、そして次なる行動に移れるようにしたいと思っています。この検証委員会は、いわゆる、例の専門家委員会の方が飼育を中心にしているのに対して、これは今回の事故の検証委員会ということでございます。
 とりあえず私からは以上です。あと、政策会議の報告を副大臣から申し上げます。

(副大臣)今朝、20回目となりました環境省の政策会議を開催いたしました。本日は、19日に公開で行いましたけれども、温暖化対策に係る中長期ロードマップの検討状況についての御報告をさせていただくとともに、22年版の環境白書の骨子案について御報告をさせていただきました。主な意見といたしましては、基本法の基本施策とのマッチングであるとか、ベースとなるデータ、根拠、そういったものをやはり明確にしていくべきだといったような御意見。そして、ヒートポンプや大規模水力の発電の扱い方など、いくつか挙げられました。今回はあくまでもロードマップたたき台として、国民の皆さんの議論に供するというような目的でお示しをさせていただき、次回3月26日にまた検討会が最終開催をされまして、その段階で環境と経済、若しくは雇用の方向性、等々に言及をいただきますので、その点をまた踏まえまして、次回4月1日になると思いますけれども、政策会議をまた開催する折に、このロードマップの検討状況といいますか結果、そしてまた御意見をいただく機会にしていきたいというように考えております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)トキの事故の検証委員会ですが、今後スケジュール感が、4月中に結論を得てということになりますと、報告書なり何なりを受けて、例えばケージの改修のようなものは、5月に実際に行動に移すということになるのでしょうか。
(大臣)大体そのようなスケジュール感を持っています。ただ、改修の方は、この検証委員会だけではなくて、飼育の元々の専門家会合の皆さん方の意見も併せて聴かなければいけないと思っております。 

(問)その検証委員会の結論を基に、今年の放鳥について何らかの結論が出されるということでしょうか。
(大臣)いえいえ、それはあくまでも専門家会合の方で。この検証委員会は、事故そのものの原因究明、責任の所在、再発防止、そういったことについての検証委員会です。

(問)ロードマップなのですけれども、おまとめに、一旦大臣がなられてから、例えば政府全体の議論にもっていくのか、それとも26日の検討会を経て、そのまま資料を政府全体の資料として出すのか、どちらなのでしょうか。
(大臣)26日で少なくとも研究会の結論という形にはしてもらいたいなあというふうには思っています。ただ、いずれにしても、政府全体で決めていくことが必要なので、あくまでもそこは、責任の所在という意味で小沢試案のような形で出すわけですから、それが政府の最終結論ではないので、研究会としての一応、結論をこちらは望んでおりますけれども、そこはどういう形で出てくるかによると思います。

(問)小沢試案というのは、次回金曜日を踏まえて、どのタイミングで、どういう場で出てくることになるのですか。
(大臣)それは、政府全体のいわゆる検討のやり方を今、議論をしているわけで、前から繰り返しになりますけれども、新成長戦略のチームと、多分、ロードマップの話は一緒にやっていくような形をとりたいというのが仙谷大臣の御意見で、私と直嶋さんも、そういう話で良いのではないでしょうかと申し上げておりますので、今その案を作っているということです。その場で出させてもらうということになると思います。

(問)今日配られたロードマップのたたき台の案なのですけれども、先週の金曜日の資料と比べて、一部数字が変わっているのですけれども、これはそういう素案なのでしょうか。
(副大臣)すいません。私も、ちょっとそこまで、あなたのように細かく見ていないので、ちょっと確認不足でした。
(問)勉強会の中で、間違っていますねという話は出ていましたよ。
(問)その他に、ものづくりのとこからの、かなり排出量が動いているのですが。基準となる2005年の排出量も変わっていますし、2020年の目標値も結構変わっているのですが、それはなぜなのか。
(副大臣)もう一度、チェックさせていただきます。
(事務方)地球局に確認してフィードバックいたします。

(以上)

▲Page Top