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環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務三役記者ブリーフ会見録(平成22年3月3日(水))


1.発言要旨

(大臣)私からの発言は一つ。廃棄物処理法違反容疑ということで、祝氏貿易株式会社を告発いたしました。また具体的な話はペーパーで出してください。これは近畿の地方環境事務所の調査でありまして、いわゆる冷蔵庫を、廃棄物の適正な輸出入の確保のために環境省が取り組む水際対策強化の中で分かったものでありまして、いわゆる廃棄物処理法の違反である冷蔵庫、どこでしたでしょうか、ミャンマー。ミャンマーに輸出しようとして水際で食い止めたという案件でございます。環境省として告発をしておりますので、告発は3月2日付けで大阪府八尾警察署に告発をしましたので、ただ今、それを警察の方で対応中ということであります。
 私からは以上です。何かもし私自身に何かありましたら今のうちにお願いします。

2.質疑応答

(問)昨日福島瑞穂さんも交えられて、主に原発の話になると思うのですが、基本法の話をされたと思うのですが。
(大臣)私は直接はしていませんよ。社民党との政策説明でしょうか。これは政務官ですね。ですので、あとで政務官からでよろしいですか。

(問)ちらほら参院選に向けてのマニフェスト作りという話が党の方で出てきているかと思うのですけれども、環境省あるいは大臣、政務三役が党の方の政策作り、マニフェスト作りにどのように関わっていくことになるのでしょうか。
(大臣)まだ全く決まっていなくて、実は閣議の中でもそういう議論があったり、あるいは党の役員会の中でもあって、昨日恐らく総理、代表として、また幹事長と打合せもされたのだろうと思います。近く関わり方が決まってくると思いますが、そうしたらそのように対応したいと思います。私自身の個人的な考えは、とにかくこの話は政府与党が一体だということが原点なんですね。議院内閣制の下においては政府与党が一体だということが原点でありますので、そういった意味ではその気持ちで対応していきたいと思っています。

(問)昨日、基本法の話で環境のNGOが、やはり排出量取引制度で、もしかしたら総量規制がかからないのではないかという危機があると。福島少子化担当相もそこに参加されて、同じ発言をされているのですけれども、この点については、どう受け止めていらっしゃいますか。
(大臣)180度、こっちとこっちの意見があるから大変ですよね。環境省また全体の事務局長としては、いろいろな意見をしっかりと受け止めて、そして、でき得る限り多くの皆さんたちが納得できる法案に仕立てていきたいと思っています。これに関しては、記事の中で私のコメントも書いてくれていた新聞もありますけれども、我々は少なくても基本的には総量を決めていくということは、全体のコンセンサスであるものと思っておりまして、そこから先の書きぶりの問題だという風に申し上げておりますので、そこはNGOの皆さんたちも構わない結論ではないかなあと勝手に推察しています。NGOの皆さんたちの具体的な意見、ちゃんとまだ承知しておりませんけれども。

(問)水俣の訪問に関してですけれども、昨日、日程も発表されましたが、改めて何か大臣として向こうで表明されるようなお考えがあるのかということをお願いします。
(大臣)とにかくこちら側の思い、誠意をしっかり伝え、また皆さん方の御要望を踏まえたいろいろなお考えを承って来たいと思っておりまして、具体的な提案その他に関しては、また、今こういう時期なので、そこは慎重に対応したいという風に思っています。
(問)検討中ということですか。
(大臣)はい。

(問)やはり25%の話なのですけれども、前提条件がつくということが、たまたま今そこでもデモ行進で「25%が骨抜きだ」と言って、前提条件をつけることが、昨日も今日もそういう、「結局いつまで経っても守らないという意味なのか」という不信の声が揚がっているのですけれど、その点についてはどういう御意見ですか。
(大臣)国際公約がまだ確定していない中での基本法と、こういう位置づけでありますので、そこはそういった皆さんにも御理解をいただく中で、ただ、環境を守る環境省としては、純粋に25%国内でなんとか仕上げていきたいという思いで取り組んでいきたいと思っております。政府としては、今のこういう状態がギリギリの対応だという風に思いますね。

(問)先ほど、昨日福島さんも交えてお話をされたということですけれども、結論は見たのでしょうか。
(政務官)今回は、説明をし、御質問をいただいただけです。
(問)あくまで、最終的にそこに対して裁定を下されるのは、平野官房長官が結論を出されるということですか。
(政務官)官邸のことは分かりません。今どんなところまで、最終商品となるところにいるのかということも含めて説明を申し上げ、御質問をいくつかいただいてお答えしました。

(問)書きぶりについては結構・・・。
(政務官)そこではそのようなことを議論する場ではなかったと思うので、全く出ませんでした。

(問)今日、官房長官と福島さんが、その件について協議するという話をされてましたけれど、もう終わったのですかね。
(政務官)官邸のことは全然分かりません。

(以上)

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