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ノーモア・ミナマタ近畿訴訟の和解の基本的合意に関する環境大臣談話(平成22年11月16日)

 本日の大阪地方裁判所期日において、ノーモア・ミナマタ近畿訴訟の原告との間で、和解の基本的合意が成立しました。ここに至るまでの原告の皆様のご努力に心から敬意を表します。
 これまで、熊本、新潟のノーモア・ミナマタ訴訟において、和解の基本的合意が成立しており、東京訴訟も含めると、合わせて3,172名の原告との間で和解協議が進んでおります。
 明日の東京訴訟の期日においても、同様に基本的合意が成立するよう努力致します。
 今後は、基本的合意に基づき、熊本県及び鹿児島県から遠隔地に居住している原告の事情に配慮しつつ、速やかに個別原告の判定手続き等を実施し、できるだけ早期に和解の成立を図りたいと思います。
 また、同時に、特措法の救済措置についても、引き続き、周知徹底を図り、円滑に実施することにより、あたう限りすべての被害者の救済に向けて、全力を尽くしたいと考えています。