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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

小沢大臣記者会見録(平成22年8月10日(火))


1.発言要旨

 私から、3件申し上げたいと思います。先般発表させていただいた人事異動の件、本日閣議での承認、正式にいたしました。
 それから、気候変動の作業部会の話ですが、御報告を申し上げておきたいと思います。まず、AWG−LCAでは、排出削減、途上国支援といった課題ごとに議論が行われて、各国からの意見が相次ぎ、文章は長大化しておりますが、収束ではなくて長大化しているという状況だと報告を受けました。KPの方は、途上国側が京都議定書の附属書B改正による目標の深掘りを強く要求をしております。いずれの会合においても、依然として、先進国と途上国間の意見の対立は激しい状況が続いております。次回が、10月4日から9日に、中国・天津において開催をいたします。中国が初めて開催に手を挙げたということで、その意図を含めて注目をしたいと思っております。そういったことに関わらず、我が国としては温暖化対策は着実に進めて参りたいと思っております。
 それから、日本環境安全事業株式会社の代表取締役社長、宮坂真也氏より辞意があったため、後任として、東京海上日動火災保険株式会社常勤顧問である矢尾板康夫氏を充てることについて、本日の閣議において了解が得られました。今後、臨時株主総会、取締役会を経て、正式に決定される予定です。なお、同人の略歴については、この会見後に事務方から配布をいたします。
 とりあえず以上です。

2.質疑応答

(問)先ほどありましたAWGですけれども、文書が長大化するなど、先進国と新興国、途上国との意見を収斂されるとは言えないような状況になっております。AWG、後10月に1回やりますけれども、そこに向けて、日本としてどのように会議をリードしていくおつもりでしょうか。
(答)御案内のとおり、地球審、今回南川さんに替わっていただいて、COP10と共に、そちらの方も頑張っていただくという話の中で、先ほどもいろいろな話もしていたのですけれども。まず、COP16で、ある意味では、合意すべき、あるいは、合意できるような内容の固め、これも前から申し上げておりますように、資金の問題、技術供与の問題、REDDの問題といった具体的な問題の詰めと、それからもう1点は、今お話があったようなAWGそのものの運営の在り方といった話も、少し検討する余地があるのではないかというふうに私は思っておりまして、新しく事務局長になりましたフィゲレスさんと早急に、とにかく一度、南川さんに会っていただきたいという話を先ほど申し上げたところです。ですからCOP16では、そういった今後の進め方も、本当に真剣に議論していかないと、会議のための会議というような話を続けていると、これは要請があれば、我が国としては出ざるを得ませんが、しかし、何度も何度も同じような進展の無い話では意味がありませんので、そういったことも考えていく必要があろうというふうに思っています。

(問)8月15日が、また近づいて参りましたけれども、靖国参拝はなさりますでしょうか。
(答)私は、閣僚として行きません。今回、15日にも行きません。個人としてはしょっちゅう行ってます。
(問)AWGなんですけれども、巷で言われていたよりもですね、進展が遅いというか、発表文書を見てもですね、後退しているような印象も受けましたけれども、改めてCOP16に向けてですね、どうネジを巻き直さなければいけないのか、大臣の考えを聞かせていただけないでしょうか。
(答)言い方が難しいんですけれども、期待していた以上に進展が遅いというよりも、こういうものかなということじゃないんでしょうか、ですから、さっき申し上げたように、会議の在り方そのものを、本当に真面目に議論しないと、形だけ行っていっても仕方ないということだろうと思っておりまして、私もこの世界に入って、期間短いんですが、一番最初からそう感じましたね。ですから、この世界長らく経験されている皆さん方は、私以上にもっとそのことは良くお分かりになっているんじゃないのかなというふうに思いますね。

(問)代表選に関してなんですけれども、同じ鳩山グループから海江田さんが出馬の意欲を示されていますが、大臣どのようにお受け止めされていらっしゃいますでしょうか。
(答)海江田さんは古くからの今でもいい友人であることに変わり有りません。で、代表選に関してはですね、まず、一つは私はまだ現役閣僚の立場でございますので、そういった立場を第一義的にはですね、考えるべきだと思っております。それから、全体をどういうふうに私自身含めて対応していくかに関してはですね、鳩山前首相はじめですね、そういった仲間の皆さんと相談して、やっていきたいと思っております。

(問)大臣、今日は菅首相が日韓併合に関する首相談話を出されましたが、それに対する御所見と、先ほどの質問の関連で、靖国については、15日の前後も閣僚としては行かれないということなのでしょうか。
(答)まず一つは、今日の総理大臣談話に関しては、もちろん署名した訳ですから、当然賛成だし、私は、日韓併合100年という節目の中で、こうした談話を出していくことはですね、有意義であるという認識であります。内容についても官房長官を通じて議論させていただいて、未来志向のですね、いい形に収まったと思ってます。
 それから靖国に関してはですね、先ほども申し上げたように個人としてはしょっちゅう行ってるんです。あそこの九段南という地域で仕事をしていた時もあってですね、あの靖国神社の元々の意義以外にもですね、あの場所の裏のほうの相撲場とかですね、あの雰囲気が決して嫌いではなくてですね、そういった意味で、時間が有って、あの近くにいるときは立ち寄って、手を合わせてることはしております。ただ、15日前後とかですね、そういう政治的意味合いになることは避けたいと思ってます。

(問)気候変動条約の話に戻るのですけれども、どういう形での進め方とか、色んなバイラテラル、色んなグルーピングでまとめてからやるとか、大臣あるいは日本政府としてですね、こういう提案をしていきたいとか、こういうふうにしていくのがいいのではないかとか、何か、こういうふうにやったらうまくいくんじゃないかというのはありますか。
(答)この前から申し上げているように、政府全体として、一回、今後の対応ぶりをですね、整理しないと、私は、環境大臣が、この問題の責任者という話になっているんですが、同時に外国交渉は外務省とかですね、色んな役割分担もあるものですから、私自身が個人でバーンといっちゃうと、結構波紋も大きそうだなと思って、そこはちょっと我慢をしているんです。ですから、出来る限り早くですね、例の政府の会合を開いていただいてですね、私の意見もその場で申し上げて、皆さんの意見も聞いてみたいと思っております。いずれにしても、コペンハーゲンアコードの条約化の旗は、今は抱えていると。そこから先、COP16の成果を何にするかという話を詰めていく、そういう議論が必要だというふうに思います。

(問)会合の日程はまだ決まってないのですか。
(答)日程は、夏のこの時期もあってですね、まだ決まってないですね、残念ながら。

(以上)

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