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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

小沢大臣記者会見録(平成22年3月30日(火))


1.発言要旨

 10時に委員会がありますので口早に申し上げたいと思います。私から申し上げるのは、閣議決定で、海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針の決定をいただきました。
 それから、特別会計に関する法律施行令の一部改正政令ということでございまして、これは特別会計の使途を示す政令に国際再生可能エネルギー機関、IRENA分担金の支出を追加したものでございます。これが決定をいただきました。
 それから、政府の実行計画の進捗状況、これは温暖化対策の政府の実行計画の進捗状況のとりまとめを私の方から報告をさせていただきました。大変成績は良くなっておりまして、目標が8%削減ということに対して、平成20年度の排出量は18.9%の削減で目標は達成されているということでありますが、今後25%に向けて、基本法が制定されました後は、見直しをこれと合わせてしてまいりたいと思っています。
 それからもう一点は、これは閣議とは関係ありませんが、今年1月7日から着手した千葉市における旧軍の化学弾に関する調査で、171個回収が確認され、報告をされております。
 とりあえず、以上申し上げて、皆さんから何かありましたら。

2.質疑応答

(問)昨日、放鳥したトキの産卵の可能性という御発表がありましたけれども、これについての受け止めをお願いします。
(答)大変嬉しい話だと思っております。3組目の営巣を確認したということでありまして、そのうちの1つのペアの産卵の可能性が高いということでございます。実際に受精卵なのかそうでないのか、あるいはまた外敵からの問題とかあると思いますが、今後しっかりと見守って、1カ月くらいかかるということのようなので、4月の終わりから5月の最初にかけて本当にヒナが産まれれば嬉しいと思っております。期待をしております。

(問)先週金曜日に中長期ロードマップの検討会が一定の結論を公表しましたけれども、  何度もお聞きして申し訳ないのですが、大臣の試案をいつ頃公表されるのか、それとその後、政府内での議論のスケジュール感を改めてお願いいたします。 
(答)まず後半の方から申し上げると、先ほども仙谷大臣とその打ち合わせをさせてくださいというお願いをしておりまして、年度末なので仙谷さんのところも、相当いろいろ詰まっているようなので、そこのところはまだ時間をいただけておりません。私の試案でありますけれども、私の試案を独自で発表していくのか、あるいはまた、仙谷さんと相談する政府の中の会合の中で小沢試案として発表していくのか、ちょっと考えたいなと思っています。ただ皆さん方も、3月末にはという御期待もあるのだろうと思いますので、そこのところをどうしたものかなと、今思っていますが、中身に関しては基本的には検討会で出ているものを、その中から私がいわゆる小沢試案という形で出しますので、皆さんたちは内容はわかっていただいているということだとは思っておりますが、その運営方法を含めてちょっと検討させてください。

(問)今日の仙谷大臣とのお話の中では、どういうメンバーでやっていくかというような話までは。
(答)そういう話を相談する時間をくださいという話をしました。大変詰まっているようでなかなか時間をもらえません。

(問)水俣なのですが、昨日また、非訴訟の団体に対する加算金の提示というのは、週内にはできそうですかね。
(答)ちょっとまだそれはわかりません。今本当に検討、関係省庁とも検討しながら、また当然のことながら、関係団体と詰めている最中でございます。出来るだけ早くとは思っています。

(問)24日に経産省で温暖化対策と資源確保の両立を図る新エネルギー基本計画の案が示されたのですけれども、あと、企業の東芝がビルゲイツさんと組んで次世代原子力の開発に乗り出しています。環境省として、原発推進の流れにどう関わっていくのかお聞きしたいのですが。
(答)基本的に温暖化対策には有用だと思っておりますが、いろいろな安全確保等もやっていかなければいけませんし、そういった観点から、意見は申し上げていきたいと思っていますが、直接的に環境省の所管ではございませんので、そういった意見を政府内でしっかりと言っていきたいと思います。

(以上)

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