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環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成21年6月8日(月))


1.発言要旨

 今日の事務次官等会議の案件は、政令が5件だけでした。直接環境省の関係はありません。

2.質疑応答

質問
先週末、土曜日あたりから中期目標について、90年比7%減を軸に最終調整に入っているという報道が相次いでおりますが、大臣及び環境省として15%以上ということで進めていらっしゃると思いますが、ここで覆すような秘策のようなものはありますでしょうか。

この段階ですので、大臣が言われているように、中期目標は、科学に基づいたものでなければならないこと、米国や中国等主要排出国がみんな入った次期枠組づくりに資するものであること、我が国の省エネ、環境対策の技術を伸ばしていくものとなる方針の下に適切な目標を定めていただきたいというのが我が方の考えでございます。関係大臣会議等でも大臣が私どもの考え方を申し上げたうえで、最終的には総理がご決断なさるという段階に近づいていると思っておりますので、私どもの考え、各国の考えを踏まえ、総理が適切なご決断をしていただけると期待しております。

質問
昨日の日中ハイレベル経済対話で、次官が李副部長と会談されたと聞いておりますが、中身について教えていただけることがありましたらお願いします。

今年は日中環境協力にとって非常に大切な年だと思います。温暖化対策を行うにしても中国の環境対策について、いろいろ協力をしていかなければなりません。私どもはその観点からは、コベネフィットアプローチということで国内の環境対策も行いながら地球環境問題に取り組んでいただけるのではないかと、かねて申し上げてきました。来週の日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)に向け、そこで成果が出てくるように中国側ともずっと相談してきております。私は、その流れの中で昨日、副大臣格の李干傑環境保護部副部長とお会いいたしまして、次のTEMMの準備になるような下ごしらえ的なお話をさせていただきました。これが踏み台となってTEMMで新しい日中環境協力で具体的な展開が出るようになればと思います。国会のご了解がいりますが、是非斉藤大臣に行っていただいて、周生賢環境保護部長との間で大きな筋道を作っていただきたいと思っております。大きな筋道を作っていただければ、是非、私と李副部長のレベルでもどんどん協力を進めていきましょうという話しをしました。個別の事柄については、TEMMがあるということで準備よろしくお願いします。

(了)

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