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大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成21年3月12日(木))


1.次官会議案件等概略説明

 今日の事務次官等会議の案件は、一般案件が2件で、内1件は公的統計の整備に関する基本的な計画についてという案件で、総務省の案件ですが全省庁に関係がありまして、これから重要な分野として環境統計も挙げられているということであります。
 それから政令は5件でありますが、5件目の政令がエネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令ということで、これは経済産業省と国土交通省の政令ですが、去年の省エネ法の改正に伴って、関係する政令の規定を整備するというものでございます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

質問
明日の夕方にEU議長国のチェコと次期議長国のスウェーデンの環境大臣がいらして、斉藤環境大臣と会談することになっておられるようですが、その狙いについてお願いします。

おっしゃった通り、明日、EU議長国のチェコのブルシーク副首相兼環境大臣と次期EU議長国のスウェーデンのカールグレン環境大臣、欧州委員会のコドウ環境担当委員官房長が、斉藤大臣を訪問されるということでございますので、当然COP15に向けた国際交渉に関して、様々な論点について意見交換がされることになると思います。その内容に関しては、明日になってみないと分からない訳ですが、COP15に向けて私どももいろいろな国と重層的に意見交換をして議論を深めていくことが大切であり、EU側でもそのような努力をしていただけるということでございますので、このような機会を通して、ひとつひとつ理解が深まるということが重なっていくことを期待しております。

質問
愛知県で発生した鳥インフルエンザについて、環境省が愛知県と共同調査をされるということですが、何か新しい要素があるのかどうかといった細かい点についてお教えください。

今回の調査をすることになった経緯は、鳥インフルエンザが3例発生して、食料・農業・農村政策審議会の小委員会で感染経路を調査するということになりまして、今回ニワトリではなくてウズラというのは初めての例ですから、感染経路を調査するに当たって、農場サイドでもいろいろと調査をされるでしょうけれど、野生生物の方もウィルスの保有状況の調査をして欲しいという依頼がありましたので、そういうことならば環境省としてもやるべき役割があるということで、野鳥の糞便採取と生きた野鳥の捕獲によってウィルス保有調査を行うということになりました。まずこれから実際に糞便を100個程度採取、野鳥を100羽程度捕獲して調べるということでありまして、採取に1週間程度かかり、次にウィルス検査は陰性かどうか判定が出るのに2週間程度かかりますから、結果が判明するまで合計3週間程度の日時がかかると思います。とにかく感染経路の調査に貢献するということできちんと行っていきたいと思いますし、ウズラという新たな感染ですからニワトリと違って新しいことがあるのかどうか調査全体について注意深く見守っていきたいと思っています。

質問
水俣病に関して、与党PTが今日明日にも法案を提出するということをおっしゃっていますが、何か情報をお持ちでしょうか。

提出それ自体は、私も確認ができておりません。実質的な内容の了承に関しては、昨日の与党責任者会議でできている訳であり、後は提出議員の署名など、議案として国会に提出するに当たっての手続き中だと思いますので、私としてもそういうものが完了して出されたかどうかということはキャッチすべく構えているのですが、まだ出したとは聞いていません。これからなにかの会議が残っている訳ではありませんから、適時、提出に向けて取り運ばれるものと思っております。

(了)

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