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大臣記者会見・談話等

斉藤大臣記者会見録(平成21年2月10日(火))

1.発言要旨

  今、第二次補正の関連法案が参議院で審議されております。是非、早く結論を出していただいて、この第二次補正、景気対策の第2段目のロケットを実行に移せるように我々内閣としても全力をあげたいと思っております。やはり週末に地元に帰りましても雇用の問題、景気の問題は大変厳しい状況を見聞きするわけで、75兆円の経済対策を早めに実行することが肝心だと感じております。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)3月のAWGの作業部会に向けてですが、先週末サブミッションが出されたと思いますが、それに対しての大臣の所見をお伺いできますか。

(答)先日政府として提出しました。環境省として、私としても意見を申し上げて、その意見が盛り込まれたところです。内容については、これまで日本として、また環境省として主張してきたことが盛り込まれておりますので、3月の会合までに日本の意見が取り入れられて3月の会合で進展するように願っているところです。

(問)昨日、この1月に韓国からポリタンクが多数流れてきたということですが、今後の漂流・漂着ゴミに対して何かお考えかどうかをお聞かせいただけますか。

(答)私も1万数千個が1月始めの島根からだんだん北上しているとの報告を聞いております。ハングルが確認されたのが4千個ということで、韓国からのものではないかと考えております。この問題については、韓国に対してこれまで何度も対処方お願いをしてきました。私も日中韓環境大臣会合で李環境大臣に対して善処方お願いしてきたところです。
また、先週、日韓の実務者協議が行われ、島根県などの漂流・漂着ゴミの被害に遭っている地方自治体の方にも参加していただいて、韓国に交渉してきたところです。その都度善処すると答えをいただいているわけですが、これがなかなか現実の改善という形になって現れていないというのが現状です。今、与党の方でも漂流・漂着ゴミに対して議員立法で何らかの国の責任を明らかにして、対策を講じようという動きがございます。
今回の1万数千個のポリ容器の中には塩酸が入っているものもたくさん確認されております。これまでどおり韓国に対してお願いをするだけで良いのかどうか、私自身としてはもう少し対策を一歩進めるべく考えてみたいと思っております。

(問)隣のサハリンのアニワ湾で油が流れ出し、水鳥が多数死んでいるという情報が入っております。何処から流れ出したかは現在確認されていないようですが、流氷が南下してくるにつれて油が流れてくる、また隣国の話しでもありますので、大臣の所感、どのようにお考えかをお願いします。

(答)サハリンの油流出のことについては、詳しく把握しておりませんので、早速調査をして打つべき手を打ちたいと思います。日本として何らかの手助けができるのかどうか、日本への影響がどのようにあるのか、また水鳥の生態にどのような影響があるのかを調べて手を打ちたいと思います。

(問)郵政民営化を巡る麻生総理の発言が二転三転しておりますが、それについて大臣はどのように受け止めておりますでしょうか。

(答)昨日答弁されたことで整理をされていると思っております。すなわち、議論が始まった時点ではいろいろな考え方もあり、自分も疑問に思っていたけれども、検討の過程で最終的に賛成して郵政民営化に賛成票を投じ、また閣僚としてもサインをしたということで整理がついていると私は思っております。

(問)関連して内閣支持率についてですが、各社10%台ということで下落に歯止めがかからない状況になっておりますが、それについてはいかがでしょうか。

(答)麻生内閣の一員として大変残念に思っております。仕事をして支持率向上に頑張りたいと思います。閣僚の仕事ぶりも評価の対象になっていると思っておりますので、しっかりと環境大臣として仕事をして、麻生内閣の評価を上げたいと思っております。
それと同時に先ほど最初にも申し上げましたが、いろいろ提案を申し上げている諸施策は、まだ実行できる段階に入っておりません。関連法案が成立し、これが実行できる段階になれば、我々の施策について国民の皆様の理解も深まってくるのではないかと期待をしております。いずれにしましても、我々閣僚がしっかり働くことが支持率の向上に繋がってくると肝に銘じております。

(以上)

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