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大臣記者会見・談話等

斉藤大臣記者会見録(平成20年8月15日(金))


1.発言要旨

 本日閣議がございました。環境省請議の案件はございません。閣議後の閣僚懇談会でも私は発言をいたしませんでした。閣僚懇談会での発言ですが、6日に行われました大臣政務官人事案件の臨時閣議の後の閣僚懇談会で経済対策について発言させていただき、低炭素社会に向けての構造改革という基本理念、哲学を明確にした経済対策ということが重要ではないかという発言をさせていただきました。それについて、総理からも「そのとおり」との発言がありました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)まもなく、ガーナで3回目のAWGが始まりますが、これに対して、どういう姿勢で望んでいかれるのでしょうか。

(答)来週から始まります。これは今度のCOP14に向けての非常に重要な会議で竹本審議官が参加しますが、「しっかり頑張ってくるように」と督励をしたところです。我が国が提唱しているセクター別アプローチについて、各国の理解を得られるように、またそのことによって、主要排出国が参加する枠組みができる措置をつくるように督励をしたところでございます。そこの点が重要ではないかと思います。

(問)今日、靖国神社の参拝はされましたでしょうか。

(答)していません。参拝する予定もありません。これから千鳥ケ淵戦没者墓苑に行きまして、その後、全国戦没者追悼式に参加いたします。

(問)閣僚の中には今日、参拝されるという方もいらっしゃるようですが、それについて大臣はどう思われますか。

(答)各閣僚が個人で判断されるべきことだと思います。私は、これまで閣僚の公式参拝はすべきではないと申し上げてきましたし、その気持ちに変わりはありません。

(問)一昨日に事務次官と一緒に福田首相邸を訪問されたかと思いますが、その時はどのような話しをされたのでしょうか。

(答)環境分野についてのこれからの福田内閣としての基本的な方針、基本的な方針は既に示されておりますが、その具体策について、総理、私と事務次官で1時間40分にわたって議論させていただき、色々なご指示もいただいてきました。地球温暖化対策、リサイクルの問題、このリサイクルについては、日本が資源小国であることからより根本的に考えていかなければならないという問題です。また今後の省エネ、新エネ政策でどういう分野を重点化して頑張るべきか、日本として研究開発していくべきか、というような議論をしてまいりました。
 それから、マイナス6%達成これは最重要課題で環境省、環境大臣が先頭に立って国民運動を盛り上げてほしい、また産業界にもしっかり協力してもらえるように、斉藤大臣自身が汗をかけ、との指示があったところです。

(問)北京オリンピックのマラソンなどで北京の大気汚染も懸念されておりますが、大臣はそのあたりご心配などはされておりますでしょうか。

(答)何度か北京に行きまして大気の状況を知っておりますので、暑さと共に大変心配をしておりますが、聞くところによりますと、普段の北京よりかなり空気は綺麗だと聞いておりますので、少し安心はしております。今後、日中韓の環境大臣会合もこの秋予定されております。東アジア全体で環境問題に取り組んでいくということで、今後日本がイニシアチブを取りたいと思います。

(問)経済対策に関しまして、日本のお話の流れで具体的に環境省としてどのようなことをという考えはありますでしょうか。

(答)与謝野大臣に現時点での環境省の考えを提出いたしました。太陽光発電の世界一奪還、世界一という言葉を使わせていただきましたけれども、そのための普及措置、研究開発等が一つでございます。もう一つは、次世代自動車の普及ということについて挙げさせていただきました。一番目が国民生活の安全・安心、二番目が低炭素社会という一項目目にきております。その例示として省エネ、新エネという例示もございますので、それに対応する形で、他にもありますけれども特にその二点を強調したところです。

(以上)

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