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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成20年7月15日(火))


1.発言要旨

 本日の閣議案件ですが、一般案件3件、政令6件です。環境省請議につきましては主請議、共同請議ともにございません。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)サミットを無事終え、今後の環境省としての課題などについて、大臣御自身はどのように考えていらっしゃるのかお伺いします。

(答)サミットまでは国際交渉を中心に、地球温暖化の問題を対応してまいりましたが、福田ビジョンにも示されていますように、これから秋にかけて国内の排出量取引の試行をどのような形で始めるかということが、今一番主要なことになっているのだろうと思います。これからCOP14に向けてのモメンタムをどのように維持していくかという趣旨においては、国内の様々な対策、第一約束期間の中での自主行動計画の進捗管理といったことを中心に、まず一つやっていかなければいけないのだろうと思っております。
 また、2010年に生物多様性条約COP10が名古屋市で開催されますが、生物多様性そのものについて国内でまだ御理解いただいていないことも多いだろうと思いますので、より国民の皆さんに分かっていただくようなことをやっていくということです。
 こうした意味で言うと、国内での環境問題、環境に対する意識をきちんと充実させていくことが、この秋から暮れにかけての一番主要なことになるのだろうと考えております。

(問)若林前大臣のときに、サミットがあるということで局長級人事を凍結したことがありました。本日、一部報道がありましたが、陣容をどのようにお考えか、今お話できる範囲でお伺いできますか。

(答)まだ一般論でしか申し上げられませんが、環境省にとってみれば、来年のCOP15に向けて国内対策、国際交渉をきちんとできるような体制というのは極めて重要だと思います。ですから、今回の人事は単なる単年度だけの話ではなく、戦略的にあって然るべきだと考えております。内容については、今は申し上げられない段階ですので、手続きが完了した段階で早急に皆さんに発表したいと思っております。

(問)中身はともかく、発令は来週の火曜日ぐらいになりそうなのでしょうか。

(答)そういうつもりです。

(以上)

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