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環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成19年11月1日)


1.次官会議案件等概略説明

 本日の事務次官等会議ですが、一般案件が1件、政令が4件、配布が2件でした。特に環境省関係のものはございません。 
 私からは以上です。


2.質疑応答

質問
家電リサイクル制度の見直しを進めておりました中環審・産構審の合同会合ですが、今週、報告書の素案という形でまとまりました。見直し方向、大枠を示されていると思いますが、これを受けての環境省の受けとめと、今後の対処方針について、お願いします。

→産構審・中環審合同で、30日にとりまとめ素案が出されたのはおっしゃるとおりでございます。これに対しいろいろな議論が出されたのも御承知のとおりで、例えば一つはリサイクル費用の回収方式でございまして、現行制度の維持を支持する意見が多かったと聞いておりますが、前払い方式に変更すべきだという意見もありました。引き続き議論が行われることとなると思います。
  環境省といたしましては、リサイクル費用をできるだけ透明化を図ること、小売業者に対するチェック体制を強化することなど、様々な課題がありますので、今後予定されております合同会合でのとりまとめを踏まえて、経産省とも緊密に連携しながら、家電リサイクル制度の円滑な推進が図られるように、法律等の見直しをする必要があるかどうかも含め、状況の推移を見ながら、適切な処置を講じていきたいと思います。
  リサイクル費用がどのようにかかっているかという内訳を報告・公表したり、消費者の適正な排出を促進させるという観点からの料金の引き下げ、あるいは今申し上げたように小売業者のチェック体制をどうするかなど、いろいろなテーマがありますし、また対象に液晶・プラズマテレビや衣類乾燥機といったものを追加すべきではないかなど、いろいろな議論があります。これらは素案の中にも盛り込まれていますが、そういったことも含めて、これからとりまとめていこうと考えております。

質問
昨日、次官が総理とお会いしたという情報があるのですが、どんな話をされたのでしょうか。

→総理には、地球温暖化対策、特に国民運動の話を中心に今はこういうことで進めておりますという御報告を申し上げました。

質問
何か反応とかはありましたか。

→受けとめ、聞いておられました。ここで皆様方にお話しするような事柄は特にありません。

質問
水俣病の話なのですが、昨日、水俣の現地で患者団体の方に対する説明をされた中で、現在、新保健手帳を持っている方が、新たな救済策に手を挙げて、検診を受けて、その公的検診の結果、四肢末梢の感覚障害がなく、さらには新保健手帳の交付要件になっている症状もない場合には、その後の医療費の支給は継続しないという御説明をされたというふうに聞いているのですが、その辺のことをお聞かせください。

→与党プロジェクトチームでまとめられようとしている新たな救済策の実施に伴って、新保健手帳をどうするかという御質問だと思います。今まさに与党PTを中心に詰められているところでございますが、「基本的な考え方」の中にも入っておりますように、新たな救済策の実施に伴って、新保健手帳の新たな受け付けを終了し、申請者医療事業とあわせ、現在給付を受けている者に配慮しつつ、制度全体の適正な運用を行う観点から、必要な見直しを行うとされています。御質問を含め、具体的内容について、今後、与党プロジェクトチームとよく相談しながら詰めていくこととなりますが、基本的な考え方は、今申し上げたようなところがポイントです。
  いろいろなケースがあり得ますから、細かいことは出てくるかとも思いますが、これから詰めていくということで御理解いただければと思います。

(了)

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