本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成19年12月7日(金))


1.発言要旨

 おはようございます。
12月7日の閣議案件ですが、一般案件が6件、国会提出案件が11件、政令が8件です。環境省請議については3件ありまして、国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針について、それから八郎湖についてですが、指定湖沼及び指定地域の指定について、湖沼水質保全特別措置法施行令の一部を改正する政令です
 私からは以上です。

2.質疑応答

問)月曜日から行かれる予定のCOPに向けて、意気込みを改めてお願いします。

(答)全体的な枠組みをきちんとつくるという意味で、すべての国が参加する枠組みをつくることに全力を尽くしたいと思いますし、加えて、京都議定書を超える削減ができるような枠組みということが大前提ですから、そういうことに日本として役割を果たしたいと思っております。

(問)今日、ツバルの首相とお会いになるということで、ああいった二酸化炭素の排出量は少ないけれども一番影響を受けるような国に対して、日本ができることはどういうことがあると思われますか。

(答)特に今回のバリでの議論の中で、適応といって、気候変動に対してどう対応するかという問題が議論されます。ツバルあるいは南太平洋の島嶼国に対して、先進国がどういう支援ができるかという議論にもなると思いますし、日本としても、そういうことについて積極的に関わりたいと考えています。

(問)日本提案なのですが、日本は後ろ向きじゃないかということで、評判が必ずしも良くないと現地から伝わっていますが、その辺はいかがでしょうか。

(答)NGO等が日本に化石賞というものを与えたということですが、国際世論の中で一部が日本をそのように評価しているということについては、我々は大変不名誉なことだと受け止めております。そういうことにならないためにきちんとした対応をしなければならないと思います。
 ただ、一部は誤解に基づくものもありまして、先ほど申し上げたように、京都議定書を超えるという意味が、京都議定書をうやむやにするというようなニュアンスで受け取られているということは残念なことです。しかし、日本に対してある意味で励ましだと思っておりますので、環境を司る大臣としては、そういうNGOの期待にもしっかりと応えたいと思っています。

(以上)

▲Page Top