本日、2月16日は、私たち地球に暮らすものにとって、輝かしい一日となりました。京都議定書の発効です。人類共通の問題である地球温暖化問題に対して、新たな挑戦をスタートさせるのです。 このまま温室効果ガスの排出が続けば、地球の温暖化により、私たちの将来の世代、あるいは後発開発途上国や小島嶼国の人々などがより大きな影響を受けます。 まずは、日本の古都「京都」の名を冠したこの国際約束を、私たち自身が誠実に守っていく必要があります。そのため、あらゆる対策・施策を総動員して、「京都議定書目標達成計画」の策定に向け、小泉総理を先頭に、今まさに取り組んでいるところです。また、約束の達成には、幅広い国民の皆様の御理解と御協力が不可欠です。私も、皆様と一体となって国民運動を展開し、全力をもって約束達成にあたる覚悟です。 2月16日は、我が国のみならず、全世界にとって、地球温暖化対策の重要な節目の日となりました。今年は、京都議定書が採択された地である京都において、京都議定書発効記念行事を行います。 地球温暖化問題への挑戦はまだ始まったばかりですが、残された時間はそう多くはありません。地球人類の叡智を結集し、この問題に真摯に、そして積極的に取り組み、未来に向けて美しく豊かな地球を守っていくことが、私たちに課された使命なのです。 |