環境省大臣記者会見・談話等


小池大臣記者会見録(平成17年9月20日)

1.発言要旨
  おはようございます。
  今日の閣議では、一般案件が1件、国会提出案件が2件、政令が2件、環境、沖縄・北方関連はございませんでした。
  閣議では、外務大臣から総理の国連総会出席について、また経済産業大臣からアメリカ出張についての報告がありました。
  閣僚懇では、経済産業大臣から、愛知万博は、入場者数が2,200万人を超えそうであり、大きな事故もなく無事に終わるということと、外務大臣から、6者会合について、簡単に報告がありました。
  以上です。

2.質疑応答
(問)オタワの準備会合の出席は、決まったのでしょうか。

(答)いいえ、野党国対の根回しが残っています。

(問)民主党の幹部が一新しましたが、それについてどういった感想をお持ちでしょうか。

(答)前原さんは、日本新党からの同志です。政策通の前原さんが代表になられ、これから自民党と民主党とで改革の競い合いをすることは、日本全体にとって、改革のスピードが上がっていくという点で、望ましいと思っています。ぜひ頑張ってほしいと思います。

(問)6者会合で、拉致被害者の家族の皆さんが心配してよく会見等を開いており、大臣は深く関わっておられましたが、どういう感想をお持ちですか。

(答)6者会合は安全保障全体ということで、個別問題は日朝間でという仕切りであったと思います。今回の会合で共同声明が採択されたわけですが、私は、これからも詰めなければいけない点がいくつかあると思います。東アジアでの非核化は望ましいのですが、いつどうやってということが、まだ詰め切れていない気がします。案の定、平壌放送は、我田引水のことを言っているようです。
  それから、拉致問題については、東アジア全体の安全保障に加えて、今度はより優先権を上げて取り上げていくというインフラができてきたという見方をすれば、決して悲観されることはないと思います。拉致家族の方々ともよく連携をとりながら、これからのことを進めていくということであって、むしろ1つ進んでいるとお考えいただけるような説明も、政府側からしてほしいと思います。

(以    上)