環境省大臣記者会見・談話等


小池大臣記者会見録(平成17年6月28日)

1.発言要旨
 おはようございます。
 今日の閣議ですが、国会提出案件が2件、報告が1件、配布が1件、環境、沖縄・北方ともに関連はございませんでした。
 閣議では、町村外務大臣と谷垣財務大臣から、それぞれ海外出張の報告などがありました。
 閣僚懇では、沖縄では先日、戦後最多雨量と言える大変な豪雨がありましたけれども、今そのほかの地域ではかなり渇水が続いているということで、渇水状況と、昨年の災害についての冊子をまとめたという報告などがありました。那賀川は渇水で、ダムの水がゼロになったと聞いております。
 その後、総理がサンクトペテルスブルグにこの5月にいらしたときに、式典の直前まで雨が降っていたのが式典の前になって止んだというので、ロシアのプーチン大統領が会議の前後の話題で、あれは飛行機を飛ばして雲を散らし、雨を止めたんだということを、どこまでが冗談がわからないけれども、そんな話をした記憶があるとおっしゃっていました。雨を止められるのならば、逆に雨を降らせる技術はないのかということで、棚橋科学技術担当大臣にお聞きになっておりました。
 私が、そこで、中国では、ヨウ化銀を飛行機でまいて、それで雨を降らせるということをやっているそうですと発言いたしましたら、ほぅ、という話になりました。沖縄は梅雨明けしましたけれども、東京も昨日は熱帯夜だったんでしょうか、この夏の暑さなども加えて、こういった気候のことなどが、これからまた話題になってくるのではないかと思います。
 私からは、以上です。

2.質疑応答
(問)金武町のキャンプハンセン内の都市型訓練施設で、今日にも実弾射撃訓練が行われる見通しだという報道があるのですが、まずこれについてどう受けとめていらっしゃるか伺えますか。

(答)レンジ4については、27日以降の訓練開始ということで米軍から連絡があったと聞いております。
 この訓練が、代替施設への移設作業が完了するまでの一時的なものであることも聞いております。また、レンジ4でのこの訓練については、外交ルートを通じまして、アメリカ側に対して、まず部隊の練度維持のための必要最小限にとどめてほしいということ、安全にはくれぐれも万全を期して下さいということを、改めて働きかけもしていると聞いております。
 いずれにしても、地元の皆さんの不安にかんがみて、安全にはくれぐれも注意をしていただきたいと、このように考えています。

(問)県はもう反対を表明しておりまして、地元の観光業界からも反対をする声も出ているのですが、こちらとしても反対を求めて、暫定使用中止ですね、そういったお考えというのはございませんか。

(答)今、外交ルートを通じての問題、課題といいましょうか、そのことについてはお伝えしたとおりであります。基本的に、こういった形で日本としては対応をするということをアメリカ側に伝えているところですので、誠意を持ってアメリカ側がそれに応えてもらうことを期待しています。

(以上)