環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成17年4月19日)

1.発言要旨
 おはようございます。
 今日の閣議は、一般案件が1件、国会提出が3件、法律案が1件、政令が2件、配付が1件でした。環境省関係で、これは他省庁が主請議となっておりますが、石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法施行令の一部を改正する政令がありました。要は代替エネルギーの設定をするという政令についての関係です。島村農水大臣から、閣議において、森林・林業に関して、これからどういう施策でやるかという報告がありました。谷垣財務大臣からはG7の報告がありました。それから、21から24日まで、総理がバンドン会議に出席するため、海外出張に行かれます。その他、貯金、褒章の話がありました。
 閣僚懇では、攻めの農政をやっていくということで、全国の協議会ができるという話、法務大臣からのタウンミーティングについての報告、それから公共サービスに関連して、障害を持った方々に対して、各役所で地方も含めて窓口での配慮を徹底すしてやるようにという、一つパンフレットのようなものをちょうだいをしております。それから村田国家公安委員長から、日本における中国関連施設について、暴力が振るわれていることで、国家公安委員長として、それぞれの地域での見張りなどを、徹底して対応するという話がございました。
  私からは以上です。

2.質疑応答
(問)京都議定書の目標達成計画ですけれども、パブリックコメントを踏まえまして、見直しの進捗状況と、閣議決定の予定があるのであれば、何かお聞きになっていればお聞きしたいのですけれども。

(答)いえ、まさに精査中ということでありまして、いつどういう形でというところまではまだ至っておりません。

(問)新石垣空港の環境影響評価書に対する大臣意見が先週末に出ましたが、事務方からは厳しい意見だという評価があるのですが、事業自体の是非には触れていないということで、今回生態系への影響が指摘されている中、このような意見を出されたことに関しまして、大臣の御見解をお願いいたします。

(答)環境省として、何よりも環境保全に十分配慮した空港になるようにしたいということで指摘をいたしました。今後、北側国土交通大臣がこの環境影響評価書に対して、5月30日を期限として、事業者である沖縄県に提出するという段取りになるわけです。その後評価書の補正、航空法上の手続終了後、事業ということになるわけですが、いずれにしましても環境大臣とすれば、環境保全に十分配慮した空港となるようにしていただきたいということを、今回明確に伝えたということです。
 幾つかのポイントは、もう皆さんも御承知のとおりであります。空港の建設予定地におけるコウモリの洞窟はどうなっているかということなど一つひとつの洞窟の構造の調査等についてもしっかり意見を述べさせていただいたところです。

(問)ライフの清水会長の発言ですが、かなり過激な発言だと思うのですが。

(答)この方は、消費税のときもそうで、よく存じ上げていますけれども、いろいろとおっしゃりたいこともあるのだろうなと思います。どういう意見なのか聞いてみたいと思います。

(問)本当にリサイクル委託料を払わない決意の表れより、むしろちょっとした意見具申的な感じで受けとめていらっしゃいますか。

(答)やはり現場として考えられるところがあるのではないでしょうか。最初にドカンと打ち上げるのが清水方式だと思っています。でも、そういう現場の声として貴重だと考えています。

(以    上)