環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成17年4月15日)

1.発言要旨
 本日の閣議ですが、一般案件が3件、国会提出が2件、公布が1件、政令が2件、配布が2件、環境省の主請議の質問主意書が出ています。「特定外来生物による生態系などに係る被害の防止に関する法律」における特定外来生物指定に関する質問主意書です。要は特定外来生物のオオクチバスの指定に関する質問に対する答弁書であります。先に、国会で答えたのを質問されたものです。閣議では、村田防災担当大臣のニューヨーク出張の件とその報告、町村外務大臣から外交青書についての報告がありました。それから、閣僚懇では、竹中大臣の国会出席の件について、陳謝に至る経緯などが、細田官房長官からありました。町村外務大臣からはDAC、これはODAの関係を今回まとめたところですけれども、そのODAの最近の推移の報告がありました。最近、日本は額で第2位ということで、GNIの比が下がってきているということで、町村外務大臣の御説明では、日本は有償のODAというのもあって、これまでODAを出してきた国々から、経済がよくなって、返済がかなり入ってきているということです。出す方と戻ってくる方と、それが総額で示されるため、若干減っている傾向もみえるという説明がございました。今日の閣議は以上です。
 

2.質疑応答
(問)京都議定書の目標達成計画案のパブリックコメントが、13日に締め切られましたが、現状どのくらいの件数が来ていて、どのような意見が多かったのかをお願いします。

(答)4月13日までで、本部事務局の内閣官房で意見を募集したところです。件数ですが、今まだ現在集計中でありますけれども、数とすれば約1,800件、意見の内容とか内訳については、ただいま精査中であります。その意見を踏まえた計画案の修整とか、その日程についても検討中ということであります。イエス、ノーだけではなくて、いろんな御意見が含まれているので、若干時間が必要かと思います。

(問)水俣病の話ですが、地元の患者団体から、5月1日に大臣が現地にお見えになる時、直接お会いしたいという要望が上がっています。それに対して、今、大臣どのようにお考えでしょうか。

(答)昨年も慰霊祭の際には、各方面の皆様方々とお会いする機会を設けたところです。時間調整などをしていきたいと思っています。

(問)それでは、その要望にはこたえる方向で考えているということですか。

(答)今、事務方で調整中です。


(以    上)