環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成17年3月15日)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議は、一般が1件、国会提出案件が7件、法律案が3件、政令が14件、配付が2件でした。環境省関連では、いよいよ地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案が閣議決定されました。また、他省庁主管になりますが、いわゆる省エネ法の改正案も、今日閣議決定いたしました。
 沖縄・北方関係はございません。
 それから、今日は閣議で総務大臣から交付税について、厚労大臣から年金関係について、それぞれ報告がありました。
 閣僚懇では、海賊の話とか、インサイダー取引について経産省が全職員にしっかりとこれから報告をさせるという話がありました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)ロンドンへ行かれる日程は、どのようになっているのでしょうか。

(答)11時からの議運で決まると聞いています。参議院がその後、持ち回りか何かの形になるというので、まだ100%決まったわけではないですね。

(問)けれども、ほぼ行けそうな雲行きと考えていいのでしょうか。

(答)まだ、わかりません。

(問)基本的に、午前中のうちに決まるという感じでよろしいのでしょうか。

(答)そうですね。飛行機が出るのは夜ですから、それまでに間に合えばと思っています。野党のせいで出張に行けないと私が発言したように言われていますが、ここで聞いていただいたように、そのような発言はしておりません。それに尽きます。むしろ、今回の件で協力してくれたのは、野党の委員長です。その辺はよくやっていただいております。

(問)それに絡んでいるかどうか、閣僚懇の内容は、官房長官が統一的にしゃべりますのでということをおっしゃっていましたが、我々としては、大臣と今後もざっくばらんにお話をしていただきたいと。

(答)私に関連するところは自分でしゃべりますが、他の人がああしゃべったこうしゃべったというのは、ニュアンスが違ったり、ご本人が言っておられることと私のとり方が違ったりすると、それは混乱をきたすので。私に関連したことは言いますけど。

(問)水俣病対策ですが、熊本県側が、かなり責任に応じた負担ということを強行に主張しておられますが、負担割合というところはちょっと置いておいて、国が、その被害拡大についての責任が重いという主張に対しての大臣のご見解、お考えはいかがでしょうか。

(答)県のお気持ちはわかっています。ただ、これは何かビジネスではないのですから、そういったことで何対何という話し合いをすることはないと思います。基本的にはこの水俣病に対して、どうやって早急に対策を講じていくかということですから、熊本県とか関係の他の県もありますので、しっかりと連絡を取り合って答えを早く出していきたい、それが最大の責任だと思っています。

(問)目標達成計画の中で、環境税の取り扱いが今一番の焦点だと思いますが、大臣のお考えとしては、最低どのような記述まで必要だと思いますか。

(答)4,000億から7,000億と数値的に入れ込むのは、計画の中身からいってどうなのかなというのはそもそもありますけど、環境税という有力な手段について、計画は長いものですから、そこで有効な手段そのものを一切書かないというのは、手段さえ失うようなことになってしまうのではないかと思っていますので、今日も事務方を督励削除したところです。

(以    上)