環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成17年2月4日)

1.発言要旨
  本日の閣議は、一般案件が2件、国会提出案件4件、公布1件、法律案11件、政令3件で、沖縄・北方関係はありませんが、環境省は共同請議が1件あります。
 それから閣僚懇では、花粉症のことで科学技術会議、それから農水の関係の話がありました。
 また、財務大臣から、500円硬貨の偽造の件で話がありました。
 花粉症の話で、総理が風邪か花粉症かといっておられましたが、多分風邪だと思います。
 私からはJFEスチールの件で、水質汚濁防止法に関係して、10年以上も改ざんをしていたということを大変私も遺憾に思っています。内容的にどうなのかということで、今日担当者を現地に派遣することにしております。
 私からは以上です。

2.質疑応答
(問)今の花粉症の話と偽500円の話は、閣僚懇の中ですか。

(答)そうです。

(問)それに対してほかの閣僚からは、お話は。

(答)金融担当大臣から、銀行、金融関係も対応をきちっとしますというような話でした。

(問)昨日、小泉首相とブッシュ大統領が夜会談されましたけれども、その点に関して何か総理から、発言等ありましたか。

(答)一般教書演説が終わった後で、また新たに日米関係を確認し合ったということでは、意味があるのではないかと思います。

(問)JFEについてですけれども、企業側の責任はもちろんですが、10年以上も行政側も気がつかなかったのかなという気がするんですけれども、その辺について大臣のお考えをお願いします。

(答)今回の件は、千葉市が基本的には規制関係の役所ということになりますけれども、環境省としても、やはり水質汚濁について、水俣の話もありますし、それぞれのところでどういう調査が実際これまで行われてきているのかを把握した上で、環境省としても、それぞれの事業所などが、きっちりやるように督励をしていきたいと思っています。今のところはそんなところです。

(問)調査の結果によっては、何か制度の枠組みという、水質汚濁防止法の実効の枠、やり方について、少し考えるところもあるんでしょうか。

(答)今日担当者を派遣していますので、そういった結果なども踏まえて、必要があらばということになろうかと思っています。
 それから、今日新聞で特定外来生物についてパブコメが始まりますけれども、ファックスの受付時間を制限することが書かれていましたが、私は制限する必要はないと思っています。どんどん意見を入れてほしいと思います。ただし、この間も申し上げましたけれども、私のところに来るメールにウイルスがついてきて、すごく困るんです。だから、まず自分のメールにウイルスがついていないかを確認した上でやっていただきたい。もう一度言うと、バスとウイルスの密放流、これは即座に禁止したいと思います。

(以    上)