環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成17年1月25日)

1.発言要旨
 時間が余りありませんので、手短にしたいと思います。
 閣議は、国会提出案件が1件、配付が2件、環境、沖北それぞれ関連はございません。
 閣僚懇におきまして、環境省として、花粉症対策で「花粉」と書いて「はなこ」と呼んで「はなこさん」という花粉の飛散量の観測を行うシステムがありますが、去年の猛暑の影響があって、今年の花粉の飛散の量はかなり激しい、私は幸い花粉症ではないのですが、花粉症を患っておられる方、予備軍が大変多いという状況です。気象庁であるとか、環境省であるとか、それぞれいろいろな形で対応しているので、省庁の連携をとっていきたいと思いますのでよろしくお願いするという旨を、閣僚懇で申し上げました。農水、文科、それから厚生の各大臣から、連携をとってやっていきましょうということで、現在のそれぞれの取組の発表がありました。
 花粉症によってそれぞれの人が不快に感じるし、また仕事の効率などを考えれば社会的なダメージというのは非常に大きいものがあります。そういった意味で政府として連携をとっていきましょうという確認をしました。
 私からは以上です。

2.質疑応答
(問)この前の大臣会見の発言を契機に、オオクチバスが外来種法に指定される方向になってきて、今日、自民党の部会などでは反発みたいなものも見受けられましたが、その御感想と、大臣はどんなお考えが。

(答)まず、先だっての大臣会見で、私自身の意見を申し上げさせていただきました。その後、魚類の専門の先生方の御判断をいただいて、魚類としての考え方がまとまった段階です。来週には全体会議が開かれるということなので、その審議を見守っていきたいと思っております。
 私の考えについて、どの段階で述べるのがいいのかということはありましたが、私の意見をあの場で申し上げました。それは生態系の保全が環境省としての大きな役割であると同時に、それぞれの分け方として管理が可能かどうなのかということも今後の一つのメルクマールにしていかなければならないと思っております。また、これからの審議を尽くしていただきたいと思っております。

(問)そのバスの方ですけれども、今後予想される、いろいろ党内で反対される方もいると思いますが、そうした方々への説得というか、その辺は大臣御自身としてもいろいろ働きかけをされていかれる予定なのでしょうか。

(答)これからまだ専門家の方々の全体会議が残っているわけですし、そこでまず審議を尽くしていただきたいと思っております。ですから、生態系を守るという観点からの専門の方々のお集まりでございますので、そこの結論を待ちたいと思っています。

(以    上)