環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


小池大臣記者会見録(平成16年11月9日)

1.発言要旨
 おはようございます。
 今日の閣議は、国会提出案件が2件、法律案が1件、政令が2件でした。環境、沖縄・北方ともに関連はございませんでした。
 閣議では、外務大臣から、今回の韓国訪問についての報告がありました。閣僚懇においては、私から、先日の北方視察についての報告をさせていただきました。
 その後、農林水産大臣から、台風、地震などによる農作物などの被害と、その対応についての報告がございました。
 私からは以上です。

2.質疑応答
(問)三位一体の改革関係の国立公園整備ですが、改めて再考するのでしょうか。
(答)財務大臣から、直轄ということだけれども、これについてどうかということで、私は再考を求められたと思っていません。私から、きっちりと国立公園を守っていくという責任分担、文字どおり国立公園ですから国としてやっていくということと、そもそも人が足りないぐらいで、レンジャーの数など諸外国と比べたら圧倒的に少ないということを申し上げ、それで御理解をいただいているものと勝手に理解いたしております。
(問)週末、環境税でタウンミーティングなどに行かれたと思いますが、直接自分で訴えてみての反応、それから今日の閣僚懇などで、環境税に関する話は全くなかったのでしょうか。
(答)先日のタウンミーティングですが、環境省としての具体案を明確に出させていただいた後では初めての機会だったわけです。もともと環境に興味のある方々だからこそ、もしくは環境税に関心のある方だからこそ、わざわざ足を運んでくださったと思います。こういった接点などで、環境税について、もっともっと知らしめていく必要があるということを感じました。
 それから、今日の閣議懇、閣議の際に、環境税について私から申し上げたことはありません。これから税制改正に向け、また環境税の導入について、私も全力を挙げていきたいと思っております。経済界からは反対ということで、それぞれ記者会見など臨んでおられますが、またいろいろな接点を持って、御理解いただこうと思っております。

(以    上)