環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成16年5月18日)

(大臣)閣議の案件ですが、一般案件が2件、国会提出案件が4件、公布が1件、配布が1件でした。閣僚懇では、タウンミーティングの報告、竹中経済財政担当大臣から最新の経済の数字が出されました。非常に好調かつ内需が堅調という話でした。私からは、石油価格の高騰に円安が関わって懸念をしているということと、環境省として軽装に徹し、各省庁でも是非、省エネルック、軽装にご協力をお願いし、今日、温暖化対策推進本部で官邸に行く時も、みんなが軽装になることをお許しいただきたいという旨の発言をしました。そして経済産業大臣からは、石油の価格が上がっているのは、アメリカの指標であるWTIが上がっていて、日本の場合は、ドバイ産の価格が実際の影響の部分になるので、あまり心配しないでくれと、お互いの立場で話が出ました。以上です。


(質問)今日、温暖化対策推進本部の会合があり、関係閣僚が出席し、小池さんも記者会見を予定されていて、今厳しい数字が出ていますが、その場でどのようなお話をされるのか、お聞かせ下さい。
(大臣)会合後の記者会見の場で、正確にお伝えします。今は、見通しが出ているということで、会合の後で、きっちりお話しようと思っております。いずれにしても、なかなか厳しい数字が出てくることには変わりがないので、ここは、腰を据えた取り組みが、当然必要になってこようかと思います。先ほどの閣僚懇でのやりとりも、一種の前哨戦だったのかもしれません。今日は大綱の見直しということで、そこから本格的なやりとりが始まり、キックオフの会合と位置づけられると思います。

(質問)年金の話ですが、今日、民主党の小沢さんが未加入であったことが判り、代表を辞退され、かたや小泉さんも未納期間が判明しました。お二人の対応に違いがあるのかなと思いますが、それについて、何か思われることがあるでしょうか。
(大臣)それぞれの考え方だろうと思いますが、86年という一つの区切りというか、位置づけの捉え方だと思います。一般の方々は、ほとんどが終身雇用でやってきた人たちが多い中において、日本の場合、特に政治家の位置づけは特殊で、職業を辞めたり政府に入ったりと、しょっちゅう身分というか位置づけが変わっています。その中での妙な競い合いになっており、それによって政治不信が募るだけで、あまりいい争いではないと思います。小沢さんが代表選の立候補を取り止めたのは、それぞれのご判断だろうと思っております。当時の二十歳の頃から、年金のことを考えてる学生がその時代にいたのかなというくらいに思います。いずれにしても、何だか変な話になってきていると思います。少なくとも生産的ではないと思います。

(質問)豊島を視察された感想はいかがでしょうか。
(大臣)やはり現地を踏むというのは非常に重要で、これで縦横斜めの大きさがわかりました。私は、豊島というのは、島中ゴミだらけと思っていましたが、ごく一部の部分、だけど奥が深いということで、これまで豊島の皆さんも大変ご苦労があったんだろうなと思います。それでも極めて前向きで、豊島産のイチゴもいただいたりし、やはり島が元気である証拠を見せていただいて、よかったと思っています。

(質問)岐阜の産廃の件は、その後いかがでしょうか。
(大臣)まだ調査継続中です。

(了)