環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成16年4月2日)

(大臣)閣議の御報告をさせていただきます。一般案件2件、国会提出案件3件、人事6件、配布1件です。環境省関連はありませんでした。本日、10時から参議院本会議で外来種の審議が行われます。
 

(質問)岐阜の不法投棄の件ですが、大臣は現地に行く予定はありますか。
(大臣)現時点では予定を組んでいません。環境省からも人を送っているので、これまで何がどうなっていたか、そういったことを整理しながら状況を見てからということになります。
 
(質問)来週末に、三重県でタウンミーティングが開催されるにあたり、テーマとしましては地域再生だと思いますが、現地でRDFの再開の問題もありますので、その辺御視察される予定はありますか。
(大臣)三重行きについては、風力発電の施設もありますし視察しておきたい場所が何カ所かありますので、それは物理的に移動の関係等含め考えたいと思っております。

(質問)先週、韓国でUNEPの会合が開催されましたが、どのような御報告があって、どういうご感想を持たれましたか。
(大臣)昨日は、橋本元総理と別の機会でお会いすることがあり、水フォーラムの関係だと思いますが、ずっといらして「今回、随分アラブからの人が多かったね。」とおっしゃられてました。環境大臣セミナーからドッと流れた人たちがいらしたということもありまして、まだ、詳細な報告を政務官からきっちりと受けていませんが、そういう意味で参加者も非常に多かったと聞いております。

(大臣)鳥インフルエンザにつきましては、あえてこちらから御報告することほどの動きはございません。昨日までに調査しているのは、カラス86羽、ドバトが41羽です。これらのウィルス検査をいたしましたが全て陰性でした。

(質問)閣僚懇でどのようなお話をされましたか。
(大臣)平沢さんは、病院に入院していると聞いていましたが、上司である麻生大臣から、そこの経過の説明がありました。閣議の配席の関係で、私、石破大臣、中川大臣の3人の拉致議連関連コーナーがありますが、みんな聞いていないということでして、それ以上の話はありませんでした。

(質問)カラス・ドバトの結果が出ると、これで予定されていたものが大体終わると思いますが、今後はどのようになさいますか。
(大臣)季節も変わってきますし、これまでのことと今後の予防という2つの観点があると思いますが、これまでのところ検査をした結果については全て陰性でした。これからのことは、南から逆方向に行くということで、ツバメはどうかということを先ほど話していましたが、ツバメが運ぶということは少なくともこれまでの調査、知見ではないということです。これからは、考えられることを総合的に、むしろ落ち着いてどうなのかということに取り組んで欲しいと思っています。実際に、どうして大分県、山口県、京都府でということについては、未だわかっていないことには変わりはありませんから。渡り鳥がその分でどれくらい媒介したのか、これからも調査を続けていきたいと思います。

(了)