環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成15年12月19日)

(大臣)閣議の御報告をさせていただきます。一般案件6件、国会提出案件2件、政令案件が23件、人事4件、報告2件で、環境省関連はありませんでした。先ほど、終わりました代替施設建設協議会の第2回会合ですが、私の方からは、防衛施設庁が行う環境影響評価手続きについて、具体的で分かり易い方法書を作成すること、幅広く関係者の意見を聞いて、作業を進めていただきたいことなどを申し上げました。これからも、いろいろな流れがあると思いますが、環境省の発言、環境省がもっているノウハウ等を交換していくことになると思います。

(質問)昨日、関経連の方々と懇談会がございましたが、その中で、税の問題等、具体的にどのようなやり取りがあって、どのような感想を持たれたか、お願いします。
(大臣)大阪は残念ながら地盤沈下が目立ちますが、モノ作りの中心地である。いきなり温暖化対策税のことを問題にするのではなくて、環境を通じて、そういった経済の活性化と同時に、環境にいいモノ作りを進めていただくことによって、環境保全を更に進めていくというようなお話をしました。懇談会は、非常に和やかな雰囲気で、お互いにいろんなことについて、いろんな項目について、例えば、廃棄物や大気汚染の話等にまで膨らんで、話し合うことができました。今回初めて行いましたが、またやりましょうということになりました。


(質問)特に、税についてのやり取りは、ありましたか。
(大臣)関経連として、関経連独自の環境保全対策を考えていらっしゃるということで、御披露がありまして、私もそのことについては、存じ上げていますが、関経連の考え方も学び、これから、どういう形で実際に企業経営者、企業に関係している方々と温暖化対策を進めていくことができるのか、これからも交流していきたいと思います。


(質問)イラクの自衛隊派遣の実施要項がまとまりましたが、改めて自衛隊のイラク派遣について大臣のお考えをお聞かせ下さい。
(大臣)フセインの拘束ということもありました。是非、いい方向に全体が進む、そのうちの大きなモメンタム、新しい局面を迎えるにあたって、自衛隊の方達が安全、かつ、現地で仕事がしやすい状況が確保されることを念頭におきながら、進めていただきたいと思っております。

(了)