環境省お知らせ記者会見大臣発言要旨


記者会見大臣発言要旨(平成15年9月12日)

(大臣)閣議の案件ですが、一般案件が1件、国会提出案件が5件、政令が4件、人事案件が3件でした。環境省関連はございません。
閣僚懇談会においては、外務大臣臨時代理から、田中審議官のところに爆弾が仕掛けられた問題で、外務省として、東京都知事の発言は大変遺憾であるという旨の発言がありました。国家公安委員長から、厳正にあのような事件に対処しますと、その中で、政治の方から何かそれを容認するというムードが出ることは大変遺憾であるというお話がございました。
 私から一つご報告いたします。環境基本問題懇談会というものを設置いたします。環境をとりまく基本的な状況等、変化をしておりますし、環境問題に対する取組というものがだいぶ進んでまいりました。そういうことも踏まえて、有識者の方々に集まっていただき、幅広い議論をしていただこうということで、第一回目を9月18日に開催させていただきます。イメージとしては、先般の環境と経済活動に関する懇談会がございましたが、更に基本的なところを全体議論いただくということです。詳細は担当者から報告いたします。以上です。


(質問)懇談会は、環境基本法の改正を視野入れたようなものになるのでしょうか。
(大臣)そういうことを目的に開くものではありません。ここ10年くらいの間に、環境問題というものは、基本問題、状況等大きく変化をしております。ですから、そういうことについて議論をしていただくということで、特にその目的のために開くものではありません。

(質問)懇談会は、何か政策を変えようという思いがあるから開かれるものだと思いますが、何が変わるのでしょうか。
(大臣)環境基本計画は5年に1度見直しということですから、平成17年が次の見直しとなります。そういう中で、ここで議論した内容がそういうところにつながっていくということはあるということです。

(質問)必要であれば、基本法の改正もあるということでしょうか。
(大臣)今の時点では、まだそういうことは決まっているわけではありません。論議としてはもちろんありますが、今、その方針の下にこの懇談会を開くということではありません。

(質問)懇談会の主な案件は、どういうものでしょうか。
(大臣)幅広くやりたいと思います。率直に言って、基本法ができて10年ですが、この間に環境分野というのは他の分野と比べると相当変わっております。国民の取組も変わってきていますし、経済との関わり、社会との関わり、地域との関わりというものがあるわけですので、そういうことも含めて、幅広く基本的なところをこの際しっかりと議論を始めようということです。

(質問)具体的に、例えば、第一回はこのようなテーマでということはあるのでしょか。
(大臣)テーマは考えております。後ほど担当者からが説明いたします。

(了)