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記者会見大臣発言要旨(平成14年3月1日)

(大臣)閣議で環境省に関係する案件はありませんでした。
閣議後の懇談会で、ワールドカップサッカー大会について小泉総理から話がありました。
昨日の総合科学技術会議で、本田技研工業の吉野社長から燃料電池について話がありました。私は、燃料電池の実用化にはまだ至っていないという印象を受けました。温室効果ガスの削減に有用であることもあり、早期実用化が果たせるようお願いをいたしました。


(質問)地球温暖化対策関連法案は3月15日の提出期限に間に合いそうでしょうか。
(大臣)期限内に提出できるよう一所懸命取り組んでいます。

(質問)関西リサイクルシステムズ株式会社が、回収したフロンガスを不法に排出していたという報道がありますが、この件についてどのようにお考えですか。
(大臣)環境省としては、親会社であるシャープ株式会社の新本副社長から事情を聞くなど現在調査中です。

(質問)環境省は、この件についてどのような経緯で情報を入手したのですか。
(秘書官)昨年10月に経済産業省が関西リサイクルシステムズ株式会社の調査を行っておりますが、その時点でも事実関係の報告はありませんでした。環境省としては昨日の報道で知りました。

(質問)調査終了後、どのような対策をお考えでしょうか。
(大臣)2度と同じようなことが起こらないよう事実関係を踏まえ勧告することも検討中です。


(了)