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記者会見大臣発言要旨(平成13年12月14日)

(大臣)一般案件2件、質問主意書が1件、政令が10件ありましたが、環境省の関連はございませんでした。
内閣官房長官から、平成8年2月から、国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に協力し、自衛隊の部隊等をゴラン高原に派遣していましたが、その期間を平成14年8月31日まで延期するという趣旨のお話がありました。
 中谷防衛庁長官から、訪米についてのご報告がありました。ワシントンDCにおいて、ラムズフェルド国防長官と日米防衛首脳会談を行い、アーミテージ国務副長官、ライス大統領補佐官等と懇談を行い、ハワイにおいて、ブレア太平洋軍司令官と懇談を行ったということです。
 平沼経済産業大臣及び武部農林水産大臣から、ネギ等3品目のセーフガード措置に関して日中両国のスタンスを踏まえ、ギリギリの打開策を提案いたしましたが、日本側の考えが受け入れられるに至らず、今回は合意に至ることが出来なかった旨のご発言がありました。
 平沼経済産業大臣及び坂口厚生労働大臣から、国内炭坑をめぐる状況につき、11月29日をもって九州最後の炭坑である池島炭坑が閉山し、国内唯一となった北海道の太平洋炭坑のつきましても、12月7日に経営側から労働組合に対する閉山提案がなされたところであるとのご発言がありました。さらに、閉山が地域に与える影響に鑑み、経済産業省及び厚生労働省が中心となって、雇用対策、地域対策等に最大限取り組んでいきますが、関係各省庁のご協力をよろしくお願いするとのことでした。


(質問)今日の夕方、来年度の税制改正大綱が決定されると聞いておりますが、環境省の要望で主なものは盛り込まれる見通しでしょうか。
(大臣)そうだと思います。


(質問)土壌や自然公園関係等の法律に関しても、盛り込まれる形でしょうか。
(大臣)法律の成立を前提とし、環境省が考えていることは認めていただけるのではないかと考えています。


(了)