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記者会見大臣発言要旨(平成13年12月7日)

(大臣)一般案件2件、質問主意書が1件、法律案件が6件ありましたが、環境省の関連はございませんでした。また政令が5件あり、うち3件が環境省所管のものです。
 1件目は、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律施行令及び特定家庭用機器再商品化法施行令の一部を改正する政令で、今回の刑法改正に併せて、規定の整理を行うものです。
 2件目は、特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部の施行期日を平成13年12月21日に定める政令です。
 3件目は、特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律施行令です。内容は、冷凍自動車等のエアコンが第1種特定製品になるなどの内容のものです。 小泉総理大臣が本日から12月9日まで海外出張され、臨時代理は福田官房長官がお務めになります。中谷防衛庁長官が12月9日から12月12日まで米国に出張され、その代理は、村井国務大臣がお務めになります。


(質問)昨日の中央環境審議会地球環境部会国内制度小委員会で、経済産業省の省エネ法強化に関し、産業界の委員から疑問を呈するような発言が行われたようですが、これに対して大臣はいかがお考えですか。
(大臣)委員の方々から様々な意見が出て活発な議論がなされることは、良いことだと思います。環境省としては、地球温暖化対策に関する企業の自主性や透明性を大事にしながら、段階を追って対応を考えていくことを柱に据えて、国内制度を構築しようと考えております。


(質問)同じ事項に対応して、別の省庁から別の法体系でアプローチされることは、国民にとって、わかりにくいものだと思うのですが。
(大臣)一つの事項・目的に対して、最終的にルールが一本化されないとすれば、国民の皆様に対してもご迷惑のかかることにもなりうると思います。しかし、最終的ルール作りに至るプロセスにおいて、様々な意見が出され、議論されることは、最初から1つの考え方に決めてしまうよりも健全なことではないかと思います。


(質問)皇太子ご夫妻に女のお子様がお生まれになりましたが、女性天皇の論議についていかがお考えですか。
(大臣)個人的には賛成です。皆様でいろいろ議論していただければ良いと思います。


(了)