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記者会見大臣発言要旨(平成13年12月4日)

(大臣)本日の閣議は、一般案件が1件、国会提出案件が質問主意書ほか3件、法律の公布が8件、政令が1件、人事案件が2件でした。いずれも環境省に関連はありません。平成13年度年次経済財政報告(旧経済白書)の配付があり、これに関して竹中経済財政担当大臣からご発言がありました。本年度の副題は「改革なくして成長なし」とし、小泉構造改革の分析的基礎付けを意図しましたとのことでした。
 

(質問)地球温暖化防止問題の関係で1つお伺いします。先週、環境省と林野庁の森林の吸収源の委員会が終わりましたが、3.9%の吸収枠をフルに活用出来る見通しでしょうか。
(大臣)まだ報告を聞いていません。確認しておきます。
(質問)昨日、化学物質と環境円卓会議が開かれましたが、これについて何かございますか。
(大臣)この会議は昨日初めて開催されました。私も1時間30分ほど出席させていただきました。私は環境リスクマネージメントとパートナーシップという2つがキーワードだと思っております。出席の方々にも環境省がこのような会議を持つことを考えたこと自体について、高く評価していただきました。今回は第1回目でしたので、それぞれの参加者がそれぞれの分野で何をしているか、そしてこの会議に何を期待するかを述べていただきました。本会議をベースに共通の認識が生まれ、その共通の認識をベースに何か発信することができれば素晴らしいと思っています。この会議は、21世紀環の国づくり会議の報告書に盛り込まれたものです。関係者が集まってコミュニケーションをし、どういうふうに化学物質についてのリスクマネージメントをできるかということを実質的に検討していくことが大事だと思います。今後、地域でも開催するなど様々な取組がなされていけば良いと思います。議論が深まることを期待しています。


(了)